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カテゴリー「Halu農法に触れる」の記事

2020年3月 4日 (水)

まるでタイタニック⁉ ~ 目を覚ますための第一歩は行動すること

ただの杞憂なのかもしれません。このまま人類がじわじわ滅んでいくように感じます。とくに、新型コロナウィルスに関する政府やメディアの混乱ぶりは、頼りないし、先も見えません。こんなことをしている間に、日本の食はみるみる劣化し、多くの日本人が食べ物によって免疫力を落とし続けています。これでは、コロナウィルスだけの話ではなく、ちょっとした風邪でも重症化する人が、この先どんどん増え続けるのではないでしょうか。

世間の議論は、「だから医療を充実させろ」とか「医者や看護師の待遇を良くしろ」という方向に向くだけで、免疫力で対抗する議論がまったく盛り上がらないようです。

多くの国民は、「日本は沈まない」と思っているのかもしれません。しかし、明らかに沈んでいます。私と同じように、日本が沈みかけていると思っている人に向けての発信です。

大事なことは、農業による自給自足です。国家レベルで自給できれば理想的です。しかし、それは不可能でしょう。その理由は、ほとんの農業関係者が、「肥料栽培」という常識から抜け出せないからです。

これまで私は、割と穏便に自然農法のアピールをしてきましたが、日本が沈みかけているいま、遠慮する理由がないので明確に言葉にしておこうと思います。

肥料栽培は、自然の法則に沿わない農業技術であって、そう遠からず行き詰まる。そればかりか、地球の土壌を汚染し続け、やがて人類の食料はつくれなくなるでしょう。というのも、肥料のほとんどは天然資源です。つまりいずれは枯渇します。いまの農業者、農業研究者は、いずれ枯渇する肥料を前提とした技術にしがみついているわけですが、それは「自分のことだけしか考えていない」ということと同じです。「肥料が枯渇した未来に生まれる子供たち」は眼中にありません。

植物は生物学的にいうと「独立栄養生物」ですから、肥料を施す必要などない生命体です。ならば、どんな環境だと大量生産できるのか、あるいは美味しくなるか、無肥料で栽培する研究こそが本当の農学なのです。

Img_20200229_145319 いますぐに肥料栽培をストップしろとは言いません。すでにそれで生計を立てている人もいますから。そうではなく、無肥料栽培の研究と実践に力を入れないと、ほとんどの人間が遠からず飢え死にする──という現実が迫っていることに、1人でも多くの人に気づいてほしいのです。

農業の専門家(肥料栽培の農業者や研究者)に任せていたら、孫の世代は飢え死にするでしょう。だから、自分たちで何とかするしかありません。Halu農法オーナーズクラブが始動しました。みなさん、農業の専門家ではありません。過半数が女性です。重たい刈払機(エンジン付きの草刈り機)を操り、たくましく自然農法の習得にチャレンジしています。

人類の未来は、ここから拓いていくはずです。

2020年1月29日 (水)

Halu農法協働オーナーズクラブ いよいよ始動

このほど(1月26日)、千葉県我孫子市の本社農場近くで、新しい企画のキックオフ会議が開かれました。企画の名称は、「シェア農場で本格的な自家菜園を目指す! Halu農法協働オーナーズクラブ」です。
 
Img_20200129_103334 この企画は、提携農場「あゆみやファーム」が中心になり、自然農法による自給自足を実現するための「実習の場」を文字通りグループで自主運営するという内容です。農場の運営には、栽培計画、畝立てや耕耘、種まき、育苗&定植、間引きや除草、草刈り、水やり、そして収穫はもちろん、余剰作物の出荷まで、たくさんの工程があります。それらをすべて、自ら実際に経験しながら身に付けていこうというのです。

場所は、本社農場の約6,000㎡です。

私の役目は、栽培計画づくりや、その時々の作業の指導、助言にあたることです。これは、昨年1年間を通して、かなり多品目の野菜づくりをほぼ計画的に行えたこと、そして、現在の本社農場の改良を始めてまる3年が経ち、いよいよ全体的に野菜作りが可能になってきたことで、次のステップに移るチャンスを迎えることができた、ということになります。

自然農法の理論化に挑戦してまる9年になり、この4月から10年目に入ります。技術的には基礎になるものが確立できたと思います。それを簡単に表現すると、「だれにでも自然農法は可能である」そして「カリスマ的な特殊な能力は不要である」ということです。

これを、新しい仲間といっしょに現場で共有し、さらに技術力を高めていくことが私の目標です。ここ数年の異常気象にも負けない技術にしていきたいですし、野菜だけでなく、米作りにも早めに取り組みたいと考えています。

先日のキックオフ会議には、昔からご縁をいただいたり、最近になってお問い合わせをいただいたりした方が10人以上集まり、良いスタートが切れそうな頼もしさを感じました。とてもうれしいです。

いまの日本は、自給自足どころか、1億人のほとんどが食の乱れによって衰弱し、国の形が崩壊していくだろうと私は勝手に推測しています。杞憂ならばそれで良いわけですが、もし杞憂ではなく現実だったら? いざというときに慌てることのないよう仲間といっしょに備えておきたいと思っています。

自然農法について、現時点で確信していることがあります。

野菜や果物、米や麦をつくるのに肥料はいらない。

肥料や農薬を使いたいなら、自由に使えば良い。

しかし、人間が生きていくのに必要な作物を得ることが目的であれば、肥料も農薬も不要である。

逆に「肥料を使わなければ、人間が生きていくための作物を育てることはできない」という生産者や研究者がいるなら、私は「それは間違いである」と断言します。

米、麦、大豆、大根、小松菜、梅の実、そして塩があれば、ほぼ完全な栄養摂取が可能です(ただしすべて自然農法で)。これらは、自然農法による大量生産が可能であることが、多くの実践者によってすでに証明されています。

これ以外に、本社農場の実験では、スイカ、メロン、イチゴ、トウモロコシ、キュウリ、カボチャ、ナス、トマト、ジャガイモ、ネギ、サツマイモなどなど、いろいろな野菜もできることはわかっています(あとは大量生産の技術を磨くだけです)。

たとえば、甘さが売りのイチゴやマンゴー、メロンやモモなどは肥料が必要なのかもしれません。しかし冷静に考えるとわかります。「肥料が必要な野菜や果物は、果たして人間が生きるために必要なのか?」という問いに対して、現役の生産者や研究者がどんな答えを用意してくれるでしょうか。

別にケンカを売っているわけではありません。私は、子供や孫、そして親しい仲間、新しい仲間といっしょに、これから訪れるであろう困難な時代を生き抜きたいと思っているだけなのです。

この企画の案内文を一部公開しました。
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写真は、1月29日の本社農場の様子です。
学びの農園では、多くの方が自然農法で美味しい野菜ができる経験を積んでいます。これまで改良を続けてきた区画で、いよいよ新しい企画がスタートします。ここが人間を含めたあらゆる生き物の共同体になっていくでしょう。それこそが、人間らしく生きていける場なのではないでしょうか。

2019年6月18日 (火)

マルチの効果~トマトの場合

今年は、大玉トマト(ホーム桃太郎品種)を植えている。これまで、夏野菜は直播にしろ苗づくりにしろ、種からしか育てていなかったが、トマトは時間がなかったため、苗を購入した。種からでも、苗からでも、品種が同じなら苗のほうが断然育てやすいことが、まず確認できた。

そして、マルチの効果については、驚くほど生育が良い、という実感も得ている。トマトは乾燥に強いと言われている作物だが、適度な水分があったほうが、やはり生育は良いようだ。

Kimg0195 さて、今年の順調な生育状況を見て言えることだが、トマトの育て方の難しさは、結論から言うと何もないかもしれない。写真は、4段目の花が咲いている状態で、1段目は傷がついたものが多かったため、摘果し、2段目はとてもきれいに、順調に育っている様子の場面。離れてみると、慣行栽培の様子と何も変わらない感じだ。ということは、ハル農法でのトマト栽培は、想像以上に簡単なのかもしれない。ただし、苗を植え付けてから、毎日こまめな管理が必要なことも、今年はとくに痛感している。

これまでは、「なるべく手間をかけない農業」を意識していたので、毎年「放置状態」だった。脇芽を摘むこともなく、自然に任せて育てていた。しかし、トマトの脇芽を放っておくと、あまりにも茎と葉が茂り過ぎて、互いに光合成を邪魔するような酷い状態になる。そして、肝心の実もあまりつかない。それでは、何のためにトマトを栽培しているのかわからない。トマトは、きちんとした管理なしでは育てるのが難しい野菜だということが、8年経って身に染みた。

逆に、今年は「脇芽をかく」「支柱を立てて誘引する」という管理作業をしているだけで、とても伸び伸びと育ってくれている。

まだ結論を急いではいけないが、今年はたくさんトマトを孫に食べさせることができそうだ。ちなみに、自然農法の完熟トマトは、そのままケチャップかと思わせるような味になる。このトマトは、ぜひハウス栽培にもチャレンジしたくなる。

2018年10月11日 (木)

自然農法のプランター 受講者の感想

PhotoHalu農法の通信講座が今年初めから始まっています。自宅の庭や貸農園で実践するコースと、マンションのベランダなどで実践するプランターコースの2コースあります。

そのうち、プランターコースを始められた北九州市の女性から、とてもうれしい途中経過の知らせをいただきました。

どうやら、マンションのベランダでも、しっかり野菜が育っているようです。感想のページへ

今年7月には、千葉県松戸市のオーガニックスーパー「クランデール」で、大型プランターを活用した体験農園をスタートさせました。このプランターは、高さ40cm、幅120cmで、本社農場の畝とまったく同じサイズの畝を再現したものです。(写真右下)

むしろ、数字だけで考えれば、もっとも理想的な形なので、こちらの方も野菜はとても良く育っています。

いろいろなデータが集まりつつあります。

2Photo_2とてもありがたいことです。

2018年5月24日 (木)

ミニミニ菜園キットを来月から販売開始~Halu農法超入門

Kimg1264植物は、肥料がなくてもスクスク育ちます。どんな野菜も穀類も果実も同じです。

ところが、「植物には養分が必要」だと思い込んでいる私たち現代人には、「肥料はいらなかった」という事実を「脳」が拒否する傾向にあります。

その解決方法は、自分で完全な無肥料栽培で美味しい作物を育て、実際に食べて感動する以外、どんな説明にも納得することはできないでしょう。ならば──

私は、プランターキットや家庭菜園の運営をして、一人でも多くの人に「実体験」をしていただきたいと考えています。ところが、費用が掛かりすぎたり、場所が遠かったりで、なかなか手が出せないという声を聞きます。

そこで、費用も手間もかからず、手軽に「完全無肥料栽培」を体験できるセットを提案することにしました。

それが、自家採種をして得られた安全な種を使った「ミニミニ菜園キット」です。写真は、トウガラシを発芽させたものです。いま、主に発芽野菜として、そのまま食べれられるような規格を実験中で、いろいろな野菜を発芽させています。

いまのところ、自宅で、だれにでも、すぐに試せるセットとして、「ミニ菜園のポット、そして大根、小松菜の種」を用意する予定です。大根は「カイワレ大根」として薬味代わりに。小松菜はがん予防に効果のあるとされるスルフォラファンを含む「小松菜スプラウト」として。

価格は、10回分の種を付けて1,000円前後の予定です。

もともと発芽野菜は、水やりだけで発芽するものなので、まずは入り口の超入門コースとして企画しています。もちろん、使う種がもっとも重要なので、市販の発芽野菜のなかで、もっとも安全で品質の高い発芽野菜になるはずです。

また、うまく育てれば、ベビーリーフぐらい大きく育てることも可能です。

慣れてくれば、自宅の庭や、ベランダに大きめのプランターを設置するなどして、「完全無肥料栽培」の面白さを味わえるようになると思います。

2018年4月 1日 (日)

大盛況~人参収穫会

Imgp2357Imgp2351春本番の陽気となった3月31日、千葉県我孫子市の本社農場で「人参収穫会」を無事に開くことができました。一般募集で収穫会を企画したのは、今回が初めてです。

地元我孫子市だけでなく、周辺の柏市や八千代市からもご家族連れで6組にご参加いただきました。

畑の土を掘って人参を収穫する作業は、子供だけでなく、大人にとっても、すごく面白いのかもしれません。みなさんに喜んでいただけたようです。

人参はその場で切って試食していただきました。少し量が多かったのですが、子供たちがたくさん食べてくれて完食。あとは好きなだけお土産にしていただきました。

野菜嫌いの子供が増えているといいますが、Haluの人参は子供たちの味覚にちゃんと応えてくれました。とてもうれしいです。

今後も、いろいろな野菜の収穫会だけでなく、種採り体験会も企画しています。

近いところでは、4月15日、第2回野草サバイバル講座を開きます。いざという時の備えに、ぜひ多くの方にご参加いただけるようお誘いいたします。

2018年3月29日 (木)

Haluの大型プランターの成果

Kimg1121Kimg1119Halu農法の理論をもとに、提携農場である「歩屋元気復活農場」のみなさんが開発・製作した大型プランターが、いよいよその実力を見せてくれています。

千葉県松戸市のオーガニックスーパー「クランデール」さんの店先に設置されているプランターには、いま人参、ロメインレタス、パクチー、イチゴ、大根などが植わっていますが、なんとみな見事に育っています。

種を播けば、本当に安全で、しかも抜群に美味しい野菜が収穫してすぐに食べられる。そんなプランターがベランダや庭にあれば、うれしいですよね。

正直なところ、露地の畑ばかりの本社農場よりも、プランターのほうがとても立派に野菜が育っているので、心の底から感動しています。

掛け値なしで、都会に住んでいる方にお勧めします。

肥料も農薬もいらない──本当の話です。

2017年11月28日 (火)

好評!サバイバル講座

ブログでのご報告が遅くなりました。

11月19日、千葉県我孫子市の本社農場にて、第1回野草サバイバル講座を開きました。遠方からも含めて、6名のご参加がありました。

急な告知にもかかわらず、ご参加いただいた皆様に、厚くお礼申し上げます。

Kimg0939Kimg0936いま、本社農場には大根、人参、小松菜が大きく育っており、出荷もしているところです。が、あえて野菜は見てみぬふりをして、その周辺にある「食べられる野草」をみんなで歩きながら収穫しました。

講師は、私の長年の友人である服部裕介さん。ふだんから野草やキノコを探しては食する趣味をお持ちです。その趣味も長く、知識も経験も豊富なことから、今回、講師をお願いしました。

講師によりますと、今の時期、野草も端境期といいますか、量が激減するそうです。

とはいえ、下見した段階では、意外にたくさん生えていることがわかりました。

当日は、タンポポ、マツヨイグサ、ヨモギ、ノゲシのほか、利根川の土手まで出かけると、カラシナも自生していました。

収穫した野草は、炒めたり、茹でたり、天ぷらにしたり。

このほかにも、農業の世界ではにっくき外来種の〇〇まで天ぷらにして、舌つづみを打ちました。

野草図鑑で知ってはいても、いざ収穫するとなると、急に不安になります。

「本当に食べらるのか?」

しかも、野草を根元から採って良い場合もあれば、柔らかい先っぽを収穫するほうが良いものもあって、なかなか興味深い体験になりました。

これで、いざというとき、飢えない自信がつきました。

次回は来春の予定です。

今度は、ガスコンロを使わず、「火おこし」から体験する企画も考えているところです。

2017年2月14日 (火)

とにかく自分でつくってみる

先日(2月11日)、第3回のHalu農法基礎講座を実施しました。遠路お越しくださった参加者のみなさまには、心から感謝しています。座学を終えて畑に行くと、クモやテントウムシが活動を始めていて驚きました。

Kimg0542Kimg0532参加者のみなさまには、畑のミズナを思い思いに食べていただいたり、プランターのコマツナも味見していただいたり。Halu農法の野菜の味を実際に味わっていただくことが、理解の早道でもあると思います。

ところで、講座のときにはまだ白かったプランターのイチゴの実が少しずつ色づき始めました。私にとっては初めてのイチゴ栽培なので、わからないことだらけです。人工受粉に慣れていないためか、形がいびつですが、何ともいえない甘い香りが漂ってきます。

Kimg0358イチゴだけではありません。このプランターの土は、とても良い香りがします。思わず食べてみたくなる香りです。よく篤農家は土を食べると言います。正直なところ、私は土を食べたいと思ったことはありませんが、なぜかこのプランターの土は食べたくなります。

実際、時折つまんでは味わっています。

美味しいという感覚ではなくて、なんだか身体に沁みて健康になっていくような妙な感覚といいますか。決して不味くはありませんし、食べることに抵抗がありません。

こういう不思議な感覚を経験するには、やはり自分で野菜をつくるのが一番です。

これまでの一般的な栽培方法の場合、肥料の種類が何であれ、野菜づくりはとても難しいと思います。少しでも肥料が多かったり、逆に少なかったりすると、苦味が出てきて不味くなったり、野菜が大きく育たなかったり。さらに、病害虫に悩まされるでしょう。

なので、野菜づくりは農家(専門家)にお任せ──。それが常識になっていると思います。

いまだから言えることですが、肥料を使わないほうが簡単に野菜ができます。(もちろん、土壌改良に早くて半年、長くて1年半ほどはかかりますが)

ぜひ、講座にご参加ください。きっと面白い世界を経験できることでしょう。

2016年12月15日 (木)

定期講座を始めます

来年1月より、Halu農法の基礎講座を定期開催することになりました。対象は、Halu農法に関心のある方、家庭菜園でご自分で4億年野菜を育ててみようと思う方です。

基礎講座を受けた方には、続いて実践力を高めるためのステップアップ講座も開催します。(新規就農を視野に入れている方向けのHaluスクール=年間コース=も準備を進めています。こちらは、来年3月開講予定です)

肥料や農薬、あるいはミネラル、“有用微生物”など、作物をつくるための農業資材がたくさんありますが、Halu農法は何も使いません。しかし、なぜ何も使わずに野菜や果物ができるのか、その仕組み(自然観)を知れば、農業の知識がゼロであっても作物は簡単にできます。

実践するうえで大切なことは、仕組みをよく理解したうえで、自分の畑で応用する技術を身に付けることです。講座では、その土台となる知識をお伝えし、実際の本社農場をご覧いただいて、微妙なニュアンスまで感じ取っていただく内容です。

基礎講座のほか、ステップアップ講座も、質疑応答の時間をたっぷり取り、疑問点をできる限り解消して、実践に臨んでいただきたいと思っています。

講座のご案内は、歩屋のWebサイトをどうぞご覧ください。⇒こちらをクリック

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