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カテゴリー「実践」の記事

2018年3月20日 (火)

18時間で“強制発芽”~スイカで成功!

Kimg1111ついに成功しました。スイカの強制発芽実験。写真は少しわかりにくいかもしれませんが、種の先端がぱくりと割れて、芽がほんの少し伸びている状態です。

昨年はチャレンジしたものの、そもそも土に十分な共生微生物がいなかったためか、あるいは、管理の仕方に問題があったのか、結果的にはうまくいきませんでした。

今年は、「時間をほぼ制御して強制的に、確実に発芽させる」ことを目標にして、先週から気合を入れなおして実験を始めています。

もともと歩屋は、スプラウト(発芽野菜)を生産・販売することを目的に興した会社です。ブロッコリーとか、ケールとか、そういった種を48時間で一斉に発芽させ、栽培・収穫・出荷をコントロールする技術を持っています。

いまは、コントロールとは無縁の自然農法という栽培技術に力を入れているので、“強制発芽”というのも、どうも気が引けます。ただ、そうはいっても、この自家採種のスイカは、私に似て(?)、本当にわがままといいいますか、マイペースといいますか全然目を覚ましてくれません。

たぶん、私の種の保管方法もあると思いますが、自然のまま、自然のサイクルで発芽してくるんです。(って、当たり前ですね)

しかし、趣味の世界でなら良くても、事業としてスイカを出荷するとなると、ある程度は早起きのスイカがあっても良いと思うのです。

それで、昨年もスプラウトの発芽の要領で試してみたのですが、あまりうまくはいきませんでした。どうも夏野菜、とくにウリ科は、ブロッコリーなどのアブラナ科と温度のかけ方が違うようです。

今年になっていくつかアイデアを試してみた結果、18時間きっかりでスイカの種を目覚めさせることに成功しました。種がぱくりと空いたところは、初めてみました。ちょっと感動しています。

植物たちは一度目覚めたからには、元には戻れません。あとは根を伸ばし、茎や葉を伸ばして生きていくしかないのです。

もちろん、それだけ私たち人間が、きちんとフォローしないといけません。

このスイカの種は、何とか健康な苗になるよう見守っていくつもりです。

2017年8月11日 (金)

大豆が好調です

Photo今年は、大豆が順調に育っています。

これまでも試験的に栽培してきました。毎年種まきするのですが、まともにできたことがありませんでした。というのは、実が太る時期に雨が降らないので、途中までは育つのですが、肝心の収穫まで届かなかったのです。

今年は灌水しています。千葉県北西部は極端に雨が少ないのですが、水が確保できればHalu農法はとても有効であることがわかりました。

また、播種の時期もずらしたり、条間や株間もほぼ最適な数値が分かってきました。

花もたくさん咲き始めています。
今回、どれだけ収穫できるか楽しみです。

大豆生産については、政府も大豆増産を国策にしているわけですが、目標は300㎏/10aだそうです。腕の良い生産者は500㎏/10aの収量を実現しているとか。すごいですね。

実験の面積は2aなので、収穫目標は60㎏ということになります。
うまくいくようなら、大豆も主力作物に位置付けて、来年から本格栽培に入ろうと思います。

味噌、醤油、豆腐、納豆──。大豆が大量生産できたら、食卓が一気に変わりますね。good

2017年7月17日 (月)

四億年野菜のフレーク

Photoこのほど、小松菜と人参の乾燥フレーク試作品が届きました。生のまま乾燥したり、茹でたものを乾燥したり。パウダーにする一歩手前の状態を確認するためです。

今年から小松菜の通年栽培にチャレンジしています。一部は「サラダ小松菜」として近隣の直売所などに出荷を始め、大変ご好評をいただいています。残念ながら、毎日出荷し続ける態勢ができていないため、出荷品目がラディッシュになったり、ロメインレタスになったりしていますが、なんとか出荷のリズムをつかもうと頑張っています。

さて、毎日出荷できないのは、なんといっても空梅雨が一番の原因です。九州をはじめ、大雨被害に見舞われている地域とは真逆で、千葉県は本当にカラカラです。さらに、夏場の虫害が結構あります。キスジノミハムシ、カブラハバチは以前から覚悟はしていましたが、ナガメ(カメムシ)の被害はなかなか強烈です。

Halu農法は、生態系が整えば虫害は激減するという考え方に立っているわけですが、季節度外視で通年栽培を試みるのは、ひょっとすると人間の傲慢かもしれません。もし防除が必要となったら、来年は防虫ネットを使うことも考えているところです。

一方で、多少の虫食いがあっても、品質には自信ありの野菜たち。そこで、離乳食やアレルギーをお持ちの方に、長期保存できる形で野菜を取ってもらえるよう、パウダ―化の実験をしています。今回は、その第1号です。

早速味わってみると、小松菜も人参も、まるで別物のような味。生の小松菜は、特有の匂いがありますが、乾燥パウダーはとても良い香りに変身しました。人参も甘くてほのかに人参の香りが口の中に広がります。

これは、パウダーにしなくても、フレークのままふりかけとして使えそうですし、クッキーやパンの生地に混ぜ込んでも行けそうな感じです。また、さらに細かく砕いたパウダーなら、最近ブームになっているというスムージーにも、とても合っていると思います。

2017年5月13日 (土)

コマツナの採種

Photo数日前からコマツナの種の刈り取りを始め、昨日、何とか終了しました。倉庫で乾燥させ、採種をします。コマツナはようやく3代目。形質が固定するのはまだ数年先になると思いますが、種ができると、なにやら落ち着きます。

量的にはかなり刈り取りましたので、おそらく通年栽培しても10年分にはなるかと思います。種は毎年採種するつもりなので、こんなにたくさん残さなくても良さそうです。とはいえ、これも経験したからわかることなのですが。

2017年4月25日 (火)

スイカ苗の定植実験

昨日、スイカの種まきと、苗の定植実験を開始しました。

Halu農法は直播き栽培が基本なのですが、天候・気候によって発芽や生育が大きく変わってしまいます。そこで、今年からいよいよ育苗による計画栽培の技術開発に乗り出しました。

21「技術開発」などと大げさな表現ですが、養分のない畑の土を使った苗づくりは、結構難しいものだと思います。今年はスイカのほかに、トマト、ピーマン、トウガラシ、ナス(以上ナス科)とカボチャ、メロン(以上ウリ科)、トウモロコシ(イネ科)の苗をつくっています。ほかに野菜ではありませんが、花の種を播いて苗づくりに挑戦しています。

ハーブもかなりの種類を直播きしましたが、発芽がそろわず、難しさを実感しています。なので、こちらも苗づくりに取り掛かる予定です。

Photoさて、スイカの苗ですが、本葉が数枚そろうまで育てるのは一般的な考え方です。それとは別に、フタバのうちに定植してみることにしました。昨日の朝、定植したときは多少萎れてしまいましたが、一日経って、どうやら今のところ大丈夫そうです。

これで行けそうであれば、「フタバで定植」がもっとも効率的です。とはいえ、ハウスから外に出てからの、これからが大変です。無事に育ってくれることを願っています。

Photo_2ところで、春野菜の主力にと考えているコマツナは順調です。これなら5月中旬から下旬に収穫できそうです。(写真右)

変わったところで、果樹の苗木の様子をアップします。右下の写真はナシの苗木です。初めはただの「棒っきれ」状態でしたが、しっかり葉が出てきてくれました。果樹など生まれて初めてですが、ほかにリンゴ、モモ、ミカンとレモンの苗木もあります。3年後に実が成るそうですが、どんなふうに成長していくのか、興味津々です。
Photo_3

2017年4月 6日 (木)

スイカの苗づくり

今年は、スイカの苗づくりに挑戦しています。

Kimg0421Kimg0422Halu農法は、自然状態に近い形で栽培しますので、基本的に種を「直播き」します。ところが、とくに夏の野菜や果物は、一般的に苗で栽培されています。

これまでの検証の結果、直播きでも十分に栽培できると判断していますが、次のステップとして、より効率の良い、安定した農業経営に向けて、「苗づくり」も大事にしていこうと考えています。

そこで、初めて3月に種播きして、発芽を待っていたのですが、本日、ようやく芽を出してくれました。予定としては、本葉が出るまでこのまま育苗トレイで見守り、タイミングを見て少し大きめのポットに移植しようと考えているところです。

今年の気候は、桜が開花したと思ったら寒くなって、ややちぐはぐな気温が続いていましたが、関東地方は昨日あたりから本格的に暖かくなってきたので、畑の生き物は、植物も動物も、一気に動き出したようです。発芽するまでやきもきしていましたが、今朝は文字通り「ひと安心」しました。

追記
Kimg0425上の写真は早朝のものですが、夕方には右のように、一斉に芽が出てきました。もともとトレイにはまったく養分がないので、難しいのはここからですが、なんとかうまく育ってほしいと願っています。

2017年4月 3日 (月)

四季成りイチゴの定植

Kimg0420Kimg0419本日、四季成りイチゴの苗(2種類)を定植しました。イチゴ栽培は初めてのことですから、今年はまず、ちゃんと育つかどうか見極めることが最優先です。

とはいえ、昨年秋に定植したとちおとめ(一季成り)は、とても元気に成長していますから、四季成りイチゴのほうも、おそらく問題ないはずです。ということは、もう少し目標を高くして、こちらも量産実験をしたいと思います。

今年は、果樹にも挑戦します。

先日、ナシの苗を定植しました。ほかに、レモン、ミカン、リンゴの苗の納品待ちです。結果が出るのは3年後以降になると思います。しばらくは、成長具合をじっくり観察していく予定です。

2017年3月29日 (水)

イチゴの量産実験

イチゴの苗を防風していた不織布を外しました。すでにたくさん花を咲かせていて、「もう少し早く外しても良かったか」とも思いました。ただ、今年は株を増やして量産体制を整えることが目的なので、焦ることはありません。

出来たイチゴの実から種を採り、発芽実験もしてみたいところです。今のところ、葉っぱはとても元気ですし、全体的に「いい感じ」に見えます。

21プランターで実験しているイチゴの味は、甘みと酸味のバランスが良く、美味しいと思います。そして、露地に植えたイチゴのほうは、花の咲き始めは遅いものの、株の成長が段違いに力強く、心を躍らせてくれます。

イチゴを栽培するには数十回という薬の散布が必要だそうです。いえ、これは果物全般に言えることで、いまや農業と薬は切り離せません。そして、このことは、ほとんどの消費者の意識に上らない、農業の負の姿であると、最近強く思うようになりました。

それは、孫娘が生まれてからのことです。いま、当たり前に流通している食べ物で、本当に世代をつなげていくことができるのだろうか。大量の薬が必要な農作物を食べて、健康な身体をつくることができるとは、とても思われないからです。

とはいえ、Halu農法をしっかり定着することができれば、そんな心配をする必要もないわけですので、いまの取り組みをしっかり続けていくしかありません。少しずつですが、一緒に取り組んでくださる方も増えてきているので、せめて孫の世代の食を立て直せるように、踏ん張っていきたいと思います。

2017年1月16日 (月)

イチゴは相性が良いようです

イチゴの栽培実験を始めて約4か月になります。露地栽培とプランター栽培どちらも順調なのですが、プランターのほうは次々と花を咲かせて、少しずつ実が膨らんできています。

21日当たりの良い南側の窓際に置いているだけで、室内の暖房はありません。このところの寒波の影響で室内は5℃以下になりますが、日中は15℃ぐらいになります。そのような環境で、写真のとおり、少しずつでも成長しています。

温かくなってから量産の実験に入りますが、これまでのところ、Halu農法とイチゴ栽培は、とても相性が良いように見えます。

ちょうどプランターキットの販売を始めましたが、購入された方にはもれなくイチゴの苗をプレゼントする予定です(送付は6~7月ごろになります)。

イチゴはバラ科の多年草です。プランター栽培であっても、うまくいけば毎年美味しい実を成らせてくれるでしょう。もちろん、株を増やすことも可能です。自宅の庭や貸農園で栽培を趣味にされている方には、自家イチゴ農園をつくることもできそうです。

農薬を多用する市販のイチゴではなく、安心して食べられる完熟イチゴを「ただ水やりするだけ」で栽培できれば、日常生活はとても楽しいものになるはず。私自身も、自宅の庭でHalu農法のイチゴ農園づくりにチャレンジしてみます。

2016年12月21日 (水)

プランターのイチゴその後

20161221今年秋口よりイチゴ栽培の実験を続けています。露地の畑とプランターに、とちおとめの苗を植え、経過を見ています。そのうち、プランター(室内)は12月に入って開花が始まっています。

前回記事にしたのは9月25日ですが、少なくとも水と日光だけで、すくすく成長しているように見えます。露地のほうは、寒くなってきたので成長は止まっていますが、どれも葉のツヤは良く、来年の春が楽しみです。

イチゴはどの家庭でも買って食べていると思いますし、いろいろな種類のスイーツにも欠かせない果物です。消費量が多いということは、農薬を多用して量産しているという背景を持ちます。イチゴに限らず、果物はたくさんの農薬を使うと聞きます。

私は、スイカを6年間つくり続けていますが、一般的なスイカ栽培での農薬の使用方法としては、1作で7種類×3~4回を使うよう指導されるそうです。つまり、合計21~28回の農薬を使って店舗に並ぶことになります。

なるべくなら農薬は使わずに大量生産したいですよね。なんとか実用化できるまで研究を続けるつもりです。おそらく、育つには育つだろうと思っています。ただ、Halu農法のイチゴはどんな味になるか。美味しくなることを願ってその時を待っています。

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