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カテゴリー「実践」の記事

2018年7月 3日 (火)

スイカ一番果

Kimg1418昨日、スイカの雌花が咲いていたので、受粉したかどうか一日様子を見ましたが、今朝、大きさが2倍になっていたので、うまく受粉してくれたようです。今年の一番果です。順調にいけば、今月中に収穫できると思います。

Halu農法で夏野菜を育てるのは、結構難しいと思うようになりました。大きな問題は、やはり水です。この数年の天候の不安定さによって、雨や気温が全く読めません。天気予報はあてにならないので、私自身の直感を磨く以外に、対処法はないのかもしれません。

今年はスイカの苗づくりに本格的に挑戦したものの、全体からみれば「失敗」だと思います。苗は100株以定植しましたが、タイミングが遅すぎました。

一応、大半がちゃんと活着してくれたようですが、観測史上もっとも早い梅雨明けになってしまい、こんなカラカラ陽気で、これからどこまで育ってくれるのか。同様に、キュウリとメロンも定植が遅れてしまい、しかもほとんどが萎びていました。2週間ほどたって、ようやく落ち着いてきた感じです。これからうまく育ってくれるよう、しっかり見守っていきます。

ただ、少し判断が早すぎるかもしれませんが、夏野菜は、苗でなく直播で工夫するほうが良い気がしています。もちろん、自然農法での話です。

2018年6月22日 (金)

今年の四億年スイカ

Kimg1360今年は、千葉県我孫子市に拠点を移して3年目となり、土壌改良も順調に進んでいます。また、主力作物として自家採種を続けてきたスイカは、今年は苗づくりに力を入れてきました。その結果は──正直なところ、なかなか微妙なことになっています。

写真は、苗を定植して、比較的順調に育っているスイカの様子です。主枝を摘心して、側枝が伸び始めています。

ただ、この写真のスイカは本当に順調なのですが、全体としてはいまひとつです。畑のほかの作業に追われて、苗の定植が遅れてしまったこと。さらに、定植方法が未熟なため、しっかり活着してくれなかったことが原因だと思われます。

苗づくりには、改良途中の畑の土を使いましたが、苗そのものはよく育ってくれたと思います。しかし、いざ畝に定植したら、萎びてしまう苗が多く、難しさを感じています。

写真のスイカも、定植してしばらく、萎びていました。さらに、活着して成長を再スタートさせるまでにも、かなり時間を要しました。

これでは、種を直播したのとほとんど変わりません。(実際、直播したスイカは、とても元気に育っています)

Halu農法での夏野菜、とくにウリ科の苗づくりは、まだまだ研究が必要なようです。ウリ科は、このほかキュウリやメロンも苗を育てましたが、やはり定植でつまづいています。

来年は、もう一歩踏み込んで研究を続けるつもりです。

2018年6月21日 (木)

ハトとネキリムシ~害なのか、益なのか?

Kimg1346Kimg1343今年は、小豆、大豆、黒豆、金時豆、それに千葉特産の落花生をそこそこ多めに作付けしています。そのなかで、大豆がハトとネキリムシの食害に遭っています。

ハトは、発芽したばかりの大豆の双葉、つまりまだ豆の形が残っているところをそのままちぎって食べてしまいます。ネキリムシは、本葉が出てきたところで、茎の真ん中あたりをきれいにカットしてしまいます。

もちろん、ほとんど被害のない畝もありますが、逆に、発芽したばかりで丸坊主にされた畝もありました。これは結構、へこむものですね。

ところが──

しばらくすると、写真のように、少しずつ「復活」してくるのです。とくに、左の写真は発芽直後にハトに食べられた苗ですが、本葉が出てきています。右の写真は、ネキリムシに茎の途中を食いちぎられた苗ですが、双葉の付け根からそれぞれ脇芽が出てきて、かなり元気に再生しています。

種を播いてから1か月以上も経っていますが、再生するなら、それはそれで「あり」だと思うようになりました。というのも、千葉県北西部では、大豆の播種は6月末から7月初めに行われるのが通常なので、いま本葉が再生してくるのであれば、「6月末に播いた種」だと思えば、食害がなかったことになるからです。

また、ネキリムシに食べられた苗は、2か所から脇芽が出ていて、これは収量が2倍になる可能性もあります。となると、ハトやネキリムシの食害は、一概に害とも言えません。あらためて自然界の不思議な力を感じています。

2018年3月20日 (火)

18時間で“強制発芽”~スイカで成功!

Kimg1111ついに成功しました。スイカの強制発芽実験。写真は少しわかりにくいかもしれませんが、種の先端がぱくりと割れて、芽がほんの少し伸びている状態です。

昨年はチャレンジしたものの、そもそも土に十分な共生微生物がいなかったためか、あるいは、管理の仕方に問題があったのか、結果的にはうまくいきませんでした。

今年は、「時間をほぼ制御して強制的に、確実に発芽させる」ことを目標にして、先週から気合を入れなおして実験を始めています。

もともと歩屋は、スプラウト(発芽野菜)を生産・販売することを目的に興した会社です。ブロッコリーとか、ケールとか、そういった種を48時間で一斉に発芽させ、栽培・収穫・出荷をコントロールする技術を持っています。

いまは、コントロールとは無縁の自然農法という栽培技術に力を入れているので、“強制発芽”というのも、どうも気が引けます。ただ、そうはいっても、この自家採種のスイカは、私に似て(?)、本当にわがままといいいますか、マイペースといいますか全然目を覚ましてくれません。

たぶん、私の種の保管方法もあると思いますが、自然のまま、自然のサイクルで発芽してくるんです。(って、当たり前ですね)

しかし、趣味の世界でなら良くても、事業としてスイカを出荷するとなると、ある程度は早起きのスイカがあっても良いと思うのです。

それで、昨年もスプラウトの発芽の要領で試してみたのですが、あまりうまくはいきませんでした。どうも夏野菜、とくにウリ科は、ブロッコリーなどのアブラナ科と温度のかけ方が違うようです。

今年になっていくつかアイデアを試してみた結果、18時間きっかりでスイカの種を目覚めさせることに成功しました。種がぱくりと空いたところは、初めてみました。ちょっと感動しています。

植物たちは一度目覚めたからには、元には戻れません。あとは根を伸ばし、茎や葉を伸ばして生きていくしかないのです。

もちろん、それだけ私たち人間が、きちんとフォローしないといけません。

このスイカの種は、何とか健康な苗になるよう見守っていくつもりです。

2017年8月11日 (金)

大豆が好調です

Photo今年は、大豆が順調に育っています。

これまでも試験的に栽培してきました。毎年種まきするのですが、まともにできたことがありませんでした。というのは、実が太る時期に雨が降らないので、途中までは育つのですが、肝心の収穫まで届かなかったのです。

今年は灌水しています。千葉県北西部は極端に雨が少ないのですが、水が確保できればHalu農法はとても有効であることがわかりました。

また、播種の時期もずらしたり、条間や株間もほぼ最適な数値が分かってきました。

花もたくさん咲き始めています。
今回、どれだけ収穫できるか楽しみです。

大豆生産については、政府も大豆増産を国策にしているわけですが、目標は300㎏/10aだそうです。腕の良い生産者は500㎏/10aの収量を実現しているとか。すごいですね。

実験の面積は2aなので、収穫目標は60㎏ということになります。
うまくいくようなら、大豆も主力作物に位置付けて、来年から本格栽培に入ろうと思います。

味噌、醤油、豆腐、納豆──。大豆が大量生産できたら、食卓が一気に変わりますね。good

2017年7月17日 (月)

四億年野菜のフレーク

Photoこのほど、小松菜と人参の乾燥フレーク試作品が届きました。生のまま乾燥したり、茹でたものを乾燥したり。パウダーにする一歩手前の状態を確認するためです。

今年から小松菜の通年栽培にチャレンジしています。一部は「サラダ小松菜」として近隣の直売所などに出荷を始め、大変ご好評をいただいています。残念ながら、毎日出荷し続ける態勢ができていないため、出荷品目がラディッシュになったり、ロメインレタスになったりしていますが、なんとか出荷のリズムをつかもうと頑張っています。

さて、毎日出荷できないのは、なんといっても空梅雨が一番の原因です。九州をはじめ、大雨被害に見舞われている地域とは真逆で、千葉県は本当にカラカラです。さらに、夏場の虫害が結構あります。キスジノミハムシ、カブラハバチは以前から覚悟はしていましたが、ナガメ(カメムシ)の被害はなかなか強烈です。

Halu農法は、生態系が整えば虫害は激減するという考え方に立っているわけですが、季節度外視で通年栽培を試みるのは、ひょっとすると人間の傲慢かもしれません。もし防除が必要となったら、来年は防虫ネットを使うことも考えているところです。

一方で、多少の虫食いがあっても、品質には自信ありの野菜たち。そこで、離乳食やアレルギーをお持ちの方に、長期保存できる形で野菜を取ってもらえるよう、パウダ―化の実験をしています。今回は、その第1号です。

早速味わってみると、小松菜も人参も、まるで別物のような味。生の小松菜は、特有の匂いがありますが、乾燥パウダーはとても良い香りに変身しました。人参も甘くてほのかに人参の香りが口の中に広がります。

これは、パウダーにしなくても、フレークのままふりかけとして使えそうですし、クッキーやパンの生地に混ぜ込んでも行けそうな感じです。また、さらに細かく砕いたパウダーなら、最近ブームになっているというスムージーにも、とても合っていると思います。

2017年5月13日 (土)

コマツナの採種

Photo数日前からコマツナの種の刈り取りを始め、昨日、何とか終了しました。倉庫で乾燥させ、採種をします。コマツナはようやく3代目。形質が固定するのはまだ数年先になると思いますが、種ができると、なにやら落ち着きます。

量的にはかなり刈り取りましたので、おそらく通年栽培しても10年分にはなるかと思います。種は毎年採種するつもりなので、こんなにたくさん残さなくても良さそうです。とはいえ、これも経験したからわかることなのですが。

2017年4月25日 (火)

スイカ苗の定植実験

昨日、スイカの種まきと、苗の定植実験を開始しました。

Halu農法は直播き栽培が基本なのですが、天候・気候によって発芽や生育が大きく変わってしまいます。そこで、今年からいよいよ育苗による計画栽培の技術開発に乗り出しました。

21「技術開発」などと大げさな表現ですが、養分のない畑の土を使った苗づくりは、結構難しいものだと思います。今年はスイカのほかに、トマト、ピーマン、トウガラシ、ナス(以上ナス科)とカボチャ、メロン(以上ウリ科)、トウモロコシ(イネ科)の苗をつくっています。ほかに野菜ではありませんが、花の種を播いて苗づくりに挑戦しています。

ハーブもかなりの種類を直播きしましたが、発芽がそろわず、難しさを実感しています。なので、こちらも苗づくりに取り掛かる予定です。

Photoさて、スイカの苗ですが、本葉が数枚そろうまで育てるのは一般的な考え方です。それとは別に、フタバのうちに定植してみることにしました。昨日の朝、定植したときは多少萎れてしまいましたが、一日経って、どうやら今のところ大丈夫そうです。

これで行けそうであれば、「フタバで定植」がもっとも効率的です。とはいえ、ハウスから外に出てからの、これからが大変です。無事に育ってくれることを願っています。

Photo_2ところで、春野菜の主力にと考えているコマツナは順調です。これなら5月中旬から下旬に収穫できそうです。(写真右)

変わったところで、果樹の苗木の様子をアップします。右下の写真はナシの苗木です。初めはただの「棒っきれ」状態でしたが、しっかり葉が出てきてくれました。果樹など生まれて初めてですが、ほかにリンゴ、モモ、ミカンとレモンの苗木もあります。3年後に実が成るそうですが、どんなふうに成長していくのか、興味津々です。
Photo_3

2017年4月 6日 (木)

スイカの苗づくり

今年は、スイカの苗づくりに挑戦しています。

Kimg0421Kimg0422Halu農法は、自然状態に近い形で栽培しますので、基本的に種を「直播き」します。ところが、とくに夏の野菜や果物は、一般的に苗で栽培されています。

これまでの検証の結果、直播きでも十分に栽培できると判断していますが、次のステップとして、より効率の良い、安定した農業経営に向けて、「苗づくり」も大事にしていこうと考えています。

そこで、初めて3月に種播きして、発芽を待っていたのですが、本日、ようやく芽を出してくれました。予定としては、本葉が出るまでこのまま育苗トレイで見守り、タイミングを見て少し大きめのポットに移植しようと考えているところです。

今年の気候は、桜が開花したと思ったら寒くなって、ややちぐはぐな気温が続いていましたが、関東地方は昨日あたりから本格的に暖かくなってきたので、畑の生き物は、植物も動物も、一気に動き出したようです。発芽するまでやきもきしていましたが、今朝は文字通り「ひと安心」しました。

追記
Kimg0425上の写真は早朝のものですが、夕方には右のように、一斉に芽が出てきました。もともとトレイにはまったく養分がないので、難しいのはここからですが、なんとかうまく育ってほしいと願っています。

2017年4月 3日 (月)

四季成りイチゴの定植

Kimg0420Kimg0419本日、四季成りイチゴの苗(2種類)を定植しました。イチゴ栽培は初めてのことですから、今年はまず、ちゃんと育つかどうか見極めることが最優先です。

とはいえ、昨年秋に定植したとちおとめ(一季成り)は、とても元気に成長していますから、四季成りイチゴのほうも、おそらく問題ないはずです。ということは、もう少し目標を高くして、こちらも量産実験をしたいと思います。

今年は、果樹にも挑戦します。

先日、ナシの苗を定植しました。ほかに、レモン、ミカン、リンゴの苗の納品待ちです。結果が出るのは3年後以降になると思います。しばらくは、成長具合をじっくり観察していく予定です。

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