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2020年1月

2020年1月29日 (水)

Halu農法協働オーナーズクラブ いよいよ始動

このほど(1月26日)、千葉県我孫子市の本社農場近くで、新しい企画のキックオフ会議が開かれました。企画の名称は、「シェア農場で本格的な自家菜園を目指す! Halu農法協働オーナーズクラブ」です。
 
Img_20200129_103334 この企画は、提携農場「あゆみやファーム」が中心になり、自然農法による自給自足を実現するための「実習の場」を文字通りグループで自主運営するという内容です。農場の運営には、栽培計画、畝立てや耕耘、種まき、育苗&定植、間引きや除草、草刈り、水やり、そして収穫はもちろん、余剰作物の出荷まで、たくさんの工程があります。それらをすべて、自ら実際に経験しながら身に付けていこうというのです。

場所は、本社農場の約6,000㎡です。

私の役目は、栽培計画づくりや、その時々の作業の指導、助言にあたることです。これは、昨年1年間を通して、かなり多品目の野菜づくりをほぼ計画的に行えたこと、そして、現在の本社農場の改良を始めてまる3年が経ち、いよいよ全体的に野菜作りが可能になってきたことで、次のステップに移るチャンスを迎えることができた、ということになります。

自然農法の理論化に挑戦してまる9年になり、この4月から10年目に入ります。技術的には基礎になるものが確立できたと思います。それを簡単に表現すると、「だれにでも自然農法は可能である」そして「カリスマ的な特殊な能力は不要である」ということです。

これを、新しい仲間といっしょに現場で共有し、さらに技術力を高めていくことが私の目標です。ここ数年の異常気象にも負けない技術にしていきたいですし、野菜だけでなく、米作りにも早めに取り組みたいと考えています。

先日のキックオフ会議には、昔からご縁をいただいたり、最近になってお問い合わせをいただいたりした方が10人以上集まり、良いスタートが切れそうな頼もしさを感じました。とてもうれしいです。

いまの日本は、自給自足どころか、1億人のほとんどが食の乱れによって衰弱し、国の形が崩壊していくだろうと私は勝手に推測しています。杞憂ならばそれで良いわけですが、もし杞憂ではなく現実だったら? いざというときに慌てることのないよう仲間といっしょに備えておきたいと思っています。

自然農法について、現時点で確信していることがあります。

野菜や果物、米や麦をつくるのに肥料はいらない。

肥料や農薬を使いたいなら、自由に使えば良い。

しかし、人間が生きていくのに必要な作物を得ることが目的であれば、肥料も農薬も不要である。

逆に「肥料を使わなければ、人間が生きていくための作物を育てることはできない」という生産者や研究者がいるなら、私は「それは間違いである」と断言します。

米、麦、大豆、大根、小松菜、梅の実、そして塩があれば、ほぼ完全な栄養摂取が可能です(ただしすべて自然農法で)。これらは、自然農法による大量生産が可能であることが、多くの実践者によってすでに証明されています。

これ以外に、本社農場の実験では、スイカ、メロン、イチゴ、トウモロコシ、キュウリ、カボチャ、ナス、トマト、ジャガイモ、ネギ、サツマイモなどなど、いろいろな野菜もできることはわかっています(あとは大量生産の技術を磨くだけです)。

たとえば、甘さが売りのイチゴやマンゴー、メロンやモモなどは肥料が必要なのかもしれません。しかし冷静に考えるとわかります。「肥料が必要な野菜や果物は、果たして人間が生きるために必要なのか?」という問いに対して、現役の生産者や研究者がどんな答えを用意してくれるでしょうか。

別にケンカを売っているわけではありません。私は、子供や孫、そして親しい仲間、新しい仲間といっしょに、これから訪れるであろう困難な時代を生き抜きたいと思っているだけなのです。

この企画の案内文を一部公開しました。
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写真は、1月29日の本社農場の様子です。
学びの農園では、多くの方が自然農法で美味しい野菜ができる経験を積んでいます。これまで改良を続けてきた区画で、いよいよ新しい企画がスタートします。ここが人間を含めたあらゆる生き物の共同体になっていくでしょう。それこそが、人間らしく生きていける場なのではないでしょうか。

2020年1月 2日 (木)

2020年の年頭所感 ~ 自然農業や健全な食に関心を持つ人へ

明けましておめでとうございます。

少し前、「ですます調」を改めて記事をアップしていましたが、考えるところがあり、文章表現を戻すことにしました。そして、今後このブログの記事は、ごく特定の人に向けて、非常に狭い範囲の理解者に向けて情報発信することにします。

2020年は、いろいろな意味で、とても困難な時代に突入することになると思います。異常気象を含めた自然現象の悪化、人間社会の制度の崩壊、そしてなにより、栄養状態の深刻な悪化に伴う子供たちの病弱化が、すでに止める手立てもなく進行し続けるからです。これは、ずばり国が滅んでいく流れだと思うのです。

個人的な事情ですが、私たち夫婦には4人の子供がおり、それぞれ独立して家庭を持っています。そして今年は孫が2人増えて、合計6人になる予定です。いまも4人の孫はとても健康で、予防接種はおろか、薬など一切使うことなく、病気ひとつせずに育っています。体幹がしっかりし、知的能力も高く、周囲の子供たちと比べると、まるで異世界の人間のようにすら感じます。これは私の個人的な感想ではなく、子供たちの夫婦がそろって口にしていることです。

娘やお嫁さんたちのママ友の悩みは、ずばり「アレルギー」だといいます。周りの子供たちは、本当に弱々しいようです。

我が家の孫たちがすこぶる健全に育っているという内容の話は、日本では“自慢話”としてタブー視されますが、今年はあえてこのような情報を積極的に発信することにします。

というのもの、我が家の孫は特別な子育てをしているわけではなく、先人の子育ての知恵を活用しているだけで、本当にすくすく育っているからです。むしろ、周囲の子育ての仕方があまりにもヘンチクリンに感じるし、「あ~ぁ、これじゃ子供が病弱になるしかないな。まともに思春期を超えることも難しいだろうな」と思うことが多すぎます。

解決方法は存在します。歴史の知恵ですから、特別なことではなく、だれにでも実践できます。

ただし、その知恵を受け継いでいる大人が、ほとんど日本にいなくなっているのだろうと思うだけです。私は、数少ない後継者です。私自身は子育ての能力があるわけではないのですが、先人の知恵を受け継いでいるので、子供が健全に育つ環境を整えることができたのです。すると子供たちは、自分の力で勝手に健全に育ってくれました。そしてその知恵を受け継ぐ子供たちが、自分たちの子供を同じように育てている──ということだと解釈しています。 

どうすれば先人の知恵を学ぶことができるのか。そこに関心を持つ人への情報発信とネットワークづくりが、私にとっての今年のテーマです。もちろん、ハル(Halu)農法の実践と深く関わっています。1人でも多くの子供たちに健全に育ってほしいと、心から願います。

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