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2019年4月 6日 (土)

今年はマルチを存分に使ってみる

昨年は、異常気象も度を越えていた。とくに拠点である千葉県我孫子市の農場は、6月29日に梅雨が明けて(平年は7月21日)、そこから2か月間、たった1日しか雨が降らず、ほとんどの夏野菜は壊滅状態だった。なぜか落花生だけは、逆に素晴らしい品質のものができたので、自然界の不思議さを実感することにもなったのだが──

自然農法の研究を始めた2011年のころは、1年を通して雨が多く、「大雨、長雨に強い農業」を目指していた。それは、超高畝によって解決できたのだが、そのあとは逆に少雨が続き、「乾きすぎ」で野菜ができなくなってしまった。理論的には大雨にも干ばつにも強いと考えていたが、ここ数年の乾燥に耐えられるほどHalu農法はまだ完成されていないのが現状だ。

今年、いよいよ9年目に入る。理論的には、かなり有効だと考えているが、それを農業の技術として確かなものにするためには、きっちりと野菜ができるレベル(最低でも慣行栽培並み)にしなければならない。とくに乾燥に対しては、どうしても何らかの対策が必要だ。

そこで、他の自然農法の実践者のノウハウを学んできて、うまく野菜づくりを成功させている共通点を取り入れてみることにした。その共通点とはマルチだ。マルチはざっくりと以下の3つの効果がある。「保温」「保湿」「雑草の抑制」。とくに夏場の「保湿」と「雑草の抑制」は、とてもありがたい。

ただし、「農業資材を使わない」という建前を貫きたかった自分としては、石油製品であるマルチを使うことには、もちろん抵抗がある。なので、雑草を刈り取って「草マルチ」を敷くのが、本来の道だと思う。あるいは、自然農法数十年の大ベテランの畑では、雑草など生えず、干ばつにあっても関係なく野菜ができるのを見て、「これが究極の目標」だと思う。

しかし、ゼロから自然農法を始める場合は、その状態になるまで20年待たなければいけない。もしHalu農法で取り組んでも、おそらく10年はかかるかもしれない。そう考えるとき、マルチを使って「少しでも早く、いろいろな野菜ができる畑にすること」を優先しても良いのではないかと思うようになった。野菜ができる⇒共生微生物が増える⇒マルチがなくても野菜ができる。そんなサイクルを早く実現するための現実的な方法。いまはその方法を探る段階にあるのだと思う。
 
Kimg0022写真は、昨年秋に植えたニンニクの様子だ。越冬させて翌年の初夏に収穫となるが、この写真を見る限り、雑草の心配はしなくてよいし、生育もそこそこ順調だ。これならば、それなりの現金収入につながると思う。(実際、2014年にスイカの量産実験をしたときは、マルチを試験的に使っていた。その年、量産に成功した)

そこで、今年はさまざまな野菜をマルチを使って育ててみようと思う。とくに夏野菜は、乾燥を防ぐためのマルチは不可欠になるだろう。そして、マルチを使うことでしっかり野菜ができたとき、Halu農法は100%に近い完成度になるのだと思う。

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