フォト
無料ブログはココログ

« 2019年のテーマは「日本版シティ・ファーマー」 | トップページ | 目的地の違う2隻の大型船~もう乗り換えるのは相当難しい »

2019年1月 8日 (火)

今年の大仕事~自然農法ノート改訂版にようやく着手

ずぶの素人が自然農法の研究にチャレンジし、大玉スイカの栽培に成功したのが2013年8月のことだった。その秋に水菜やルッコラの量産実験にも成功し、「自然農法ノート」というレポートをまとめた。
 
あれから5年が経った。基本的な考え方は変わらない。が、理論や実践ノウハウはかなり進歩していると思う。そこで、レポートの改訂版を作成しようと思い、昨年から取り組みはじめていた。ところが、書き始めてはボツにし、また書いてはボツ。いったい、誰に向けて、何を書こうとしているのか。情けないことに、この1年間、まったく定まらなかった。
 
昨年末、呼吸を整えて、自分が誰に向けて情報を届けたいのか考えた。ふと浮かんだのは、自然農法の米や野菜を食べて、病気知らずで元気に育つ孫娘の顔だった。いま生まれてきている子供たち、そしてこれから生まれてくる子供たち。彼ら、彼女らのために自分がいま頑張っていることを思い出した。それなら、彼ら、彼女らに向けて書こうと思った。
 
孫娘が12歳になったときに読んでもらうためのレポート。いま、それを書き始めている。
 
前に書いた自然農法ノートは、自分がこの研究の道に入った経緯だけでなく、自然農法の実践者の話、そして自分なりに構築した仮説などをA4判60ページにまとめた。しかし、まだまだ粗削りで、丁寧さに欠けていた。とくに仮説の部分は未熟だったし、無理にこじつけたところもあったように思う。「難しい」という感想もたくさんいただいていた。
 
あれから5年。私自身の内面にもいろいろな変化が訪れている。畑が充実し、自分の技術も少しずつだが上達していることがわかる。5年前は不特定多数の人に「この仮説を聞いてほしい」という欲求が勝っていた。しかし、いまは違う。自然農法は、従来の肥料農法をはるかに凌駕するすごい技術になる。現時点でもいろいろな作物はできるし、未来はさらに技術が進歩していくに違いない。この技術は、間違いなく人類社会を救ってくれる。そう確信しているので、焦る必要はなくなった。
 
以前のレポートでは思いもつかなかったが、自然農法には、成否のカギを握るさまざまな因子がある。たとえば、「風」。さわやかな秋晴れの日、頬を撫でるそよ風は心地よい。しかし、この風について、われわれは何を知っているだろう。風を科学的に調べていくと、とても面白い。そして、風についてある程度のことを知っておかないと、自然農法はうまくいかないと、いまは考えている。
 
ただ「風について学んでほしい」と言葉で言っても仕方がない。12歳の子供のころに戻って、楽しみながら風について知ることができるような、そんな内容も書き加えたいと思っている。ちょうど、孫娘に話して聞かせるように。それなら、理科が苦手な大人にも面白く読んでもらえるのではないか。というより、風についてあれこれイメージを膨らませていると、私自身がとても楽しい気分になる。こんな面白い話は、ひとりでも多くの人と共有しなければもったいないと思うのだ。
 
さて、2019年はどんな年になるだろうか。ここ数年の気象の変化は尋常ではないように感じる。世界的な食糧不足になれば、自給率の低い日本は大きなダメージを受けることになるだろう。サバイバルの心構えが必要な時代は、もうすぐそこに迫っているような気がする。

« 2019年のテーマは「日本版シティ・ファーマー」 | トップページ | 目的地の違う2隻の大型船~もう乗り換えるのは相当難しい »

お知らせ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 今年の大仕事~自然農法ノート改訂版にようやく着手:

« 2019年のテーマは「日本版シティ・ファーマー」 | トップページ | 目的地の違う2隻の大型船~もう乗り換えるのは相当難しい »