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2018年7月15日 (日)

中国メディアの取材

20180711世界35か国で情報発信しているという中国メディアの週刊紙「大紀元時報」に記事が紹介されました(日本版、2018年7月11日付)。中国語の記事は読めないのですが、見出しを見ると、取材時にお話ししたことが、きちんとまとめられていると思います。

以前、特許を出願したとき、また特許を取得したとき、それぞれのタイミングで日本のマスメディアに取材してもらえないか案内を出したことがあります。あるいは、私の周囲に「知り合いの記者に取材してもらうよう声をかけてみる」という人も何人かいました。その結果──。

日本のメディアから、一度も取材を受けたことがありません。

私は、Halu農法の考え方や技術が眉唾物と受け取られているのだろうと思っていました。ところが最近になって、Halu農法や歩屋の取り組みについて、英語版、中国語版のページをアップすると、今回の取材につながったのですが、そこで面白いことに気づきました。

中国の取材スタッフは、もちろん日本語が達者な方たちですが、それ以上に、持っている知識や問題意識の深さ、高さに驚かされました。そして、私が話すことをすべて受け止めたうえで、それを動画にしたり、記事にしてくれたのです。

(これって、過去に自分が記者としてしてきたことだよな?)

そもそも自然農法の科学的な研究を始めたのは、ジャーナリストとして強い興味を持ったからです。いわゆる体験取材のマニアック版とでも言えるでしょうか。子供の教育資金を含めて私財をすべて投入するなど、やりすぎだったと思いますが、少なくとも、ジャーナリズムの関心を呼ぶテーマのはずです。

1. 肥料・農薬を使わないので、安心な作物であること

2. コストがかからないこと

3. 耕作放棄地が適していること

4. 改良が進むと、慣行栽培並みかそれ以上に収量が確保できること

5. 生態系を整えるので、環境保全にとても貢献できること

6. バイオ燃料をコストをかけずに作りだせること

7. 安全な家畜飼料を栽培できること

8. 二酸化炭素を減らせること

9. 砂漠の緑化に応用できること

10. 理論が単純なので、機械化が可能であること

即座にメリットをこれくらい挙げることができます。あまりにも「良いこと尽くし」ですが、だからこそ、ニュースには持ってこいの話です。この技術は、確立してしまったら、もはやニュースにはなりません。特許という発明が身を結ぶのかどうか、そこにニュース価値があるわけですから、まさに「今でしょ」のネタなのです。

そういうジャーナリストの感覚のようなものを、今回の取材や記事によって思い出すことができたのは、とてもありがたいです。逆に考えると、このネタに食いつかないということは、日本にジャーナリズムがなくなってしまった、ということかもしれません。

自然農法は日本発祥の思想と技術ですから、日本で研究と普及が進むことが望ましいと思っていました。しかし、考えが変わりました。日本のメディアはたぶん壊れているし、農業関係の専門家も肥料と農薬が大好きなようです。なので、日本人向けの情報は、自然農法に関心があり、それなりに情報を求めている個人を想定して発信してこうと思っているところです。

自然農法の産業化は、もはや外国の資本に頼るしかないのでしょう。

大紀元時報には、何回かコラムを書かせていただく計画があり、準備を進めています。とてもありがたいことだと思っています。

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