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2018年7月 9日 (月)

植生の変化を見極める~Haluの世界その23

Kimg1440Haluの土壌改良を始めると、うれしい感情が沸き起こる場面がいくつかあります。そのひとつが、「エノコログサ」が生えているのを見つけた瞬間です。エノコログサは、イネ科の雑草で、「猫じゃらし」ともいわれている、全国どこにでも生えている草です。

とても野菜など育ちそうもない場所で土壌改良をすると、つまり、超高畝を造成すると、最初のころは、以前からそこに生えていた雑草が生えてきます。それは当然のことなのですが、3か月とか半年もすると、生えてくる雑草の種類、つまり植生がどんどん変わってきます。

なかでも、イネ科の雑草であるエノコログサは、水はけの悪いところには生えてきません。また、農薬を多用した畑でも生えてきません。

そして、エノコログサが生えてくると、いよいよ野菜類の育つ条件が整ってきた、ということがわかります。このことは、過去の経験から学んだことなので、科学的に証明されたことではありません。まあ、自然農法の理論そのものが他にないし、特許を取得したとはいえ、いまだに個人の仮説の域を出ていないことに、寂しい気持ちはあります。

しかし、エノコログサを発見したときのうれしい気持ちは、やはり何度味わっても良いものです。(実際に野菜はできていますから)

拠点をいまの農場に移したのは2年前です。地主さんは、その1年前まで慣行栽培をされていて、とくに除草剤を使って、きれいに畑を管理していたようです。私は、「1年あれば農薬の効果は切れる」と考えていたのですが、実際には違いました。

除草剤が使われた農地では、同じイネ科でも「メヒシバ」という雑草が生えます。本社農場も同じように、メヒシバしか生えてきませんでした。それどころか、本社農場にはメヒシバすらまともに生えてこない場所があります。よほど多量の除草剤が使われたのだろうと思います。もちろん、いくら超高畝を造成しても、野菜はなにひとつ育ちません。

いま1.3haの農場で土壌改良中ですが、野菜ができ始めたのは、遊休地でほったらかしにされていた場所です。そして、除草剤が使われた場所は、予想以上に苦戦しているというのが実態です。

そんな苦戦続きの場所で草刈りしていると、なんとここ数日の雨によってエノコログサがちらほら生えてきているのを見つけました。ようやく、除草剤の影響が弱まってきたのです。これでこの秋以降、いろいろな野菜がしっかり育つようになるでしょう。

エノコログサを見ると、なぜか温かい気持ちになります。

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