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2017年4月23日 (日)

新種優先繁殖の法則~Haluの世界その20

Halu農法を支える自然観は2つあります。そのうちのひとつが表題の「新種優先繁殖の法則」です。このことは、自然科学の知見ではなく、Halu農法を開発するうえで到達した独自の自然観です。前回の記事でご紹介した「生命の無限拡大連鎖」と並ぶ、大切な考え方です。この2つをしっかり意識できれば、作物は思い通りに作れるようになると思っています。

「新種」というのは、地球に住むあらゆる生命のうち、新しく誕生した種族のことです。基本的には「人間」を意味しています。この地球は、新しい種族である人間が、他の古い種族に比べて繁殖しやすい環境にある、つまり、人間が食べる野菜や穀物、果樹は、他の植物よりも優先的に育つのです。

もう少し簡単に表現すると、農作物は放っておいても勝手に育ってしまう、そもそも地球にはその仕組みがある、ということです。たとえば、現代農法では、雑草の繁殖を嫌います。雑草がはびこると作物が育たないという理由で、せっせと雑草を抜きます。

しかし、Haluの畑では、雑草が発芽しても大きくなりません。成長が止まった雑草たちを尻目に、野菜がぐんぐん育ちます。なので、原則として雑草を抜く作業はありません。種を播けば、あとは収穫です。

この辺りは、従来の農法で栽培を続けている人にとって、受け入れがたい話に聞こえるらしいのですが、それが事実なので、そうとしか表現しようがありません。実際、畑の様子をご覧いただくと、「そのもの」が目の前に広がっています。私たち人間が好む野菜の種を播き発芽すると、他の雑草類、つまり人間が食べない植物のほうは、発芽しても成長が止まってしまい、野菜だけ育っていくのです。

興味深いのは、野菜の種が発芽していない場所は、雑草がそのまま成長するという現象です。

どうやら自然界は、新しい種族である人間の食べ物が、優先的に育つ環境にあるらしい。それが「新種優先繁殖の法則」というわけです。

ただし、野菜が育つには、特定の環境を整えなければいけません。それがHalu農法です。

まず初めに、2つの自然観をしっかり受け入れることが大切です。そのうえで、具体的な栽培技術を駆使して野菜を育てます。

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