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2016年12月

2016年12月30日 (金)

とても楽しい一年でした

Halu農法をいよいよ世の中に提案していく事業を始めたのが今年の年頭でした。理解者がひとり、またひとり増え、実に楽しく、充実した時間を過ごすことができました。心より感謝しています。

すでに告知を始めていますが、来年より、Halu農法の講座のほか、プランターキットの販売、家庭菜園の開設を実行します。そのほか、新しい事業として、いよいよ養蜂にも着手する計画です。

もともと、共生微生物を繁殖させる過程で、畑にはたくさんの花が咲きます。春になると、会話できないぐらいにミツバチの羽音が響きます。「この蜜を集められたら、どんなにか美味しい製品になるだろう」と、ずっと養蜂に恋い焦がれていました。

今年は、そんな願いにぴったりの仲間とご縁ができました。

まずスタートは栃木県那須地方です。あちらこちらに広い花畑をつくっていきます。農業資材を使わず、連作するたびに共生微生物が繁殖していくHalu農法は、花畑の造成ととても相性が良いと思います。

うまくいけば来年の夏に蜂蜜が採れるようです。来年間に合わなくても、再来年の春には、たくさんの蜂蜜を世に出すことができるはずです。それと、あちこちに広大なHaluの花畑が増えてくると思うと、それだけでウキウキしてきます。

来年、さらに多くの方とご縁ができるのを楽しみにしています。

2016年12月21日 (水)

プランターのイチゴその後

20161221今年秋口よりイチゴ栽培の実験を続けています。露地の畑とプランターに、とちおとめの苗を植え、経過を見ています。そのうち、プランター(室内)は12月に入って開花が始まっています。

前回記事にしたのは9月25日ですが、少なくとも水と日光だけで、すくすく成長しているように見えます。露地のほうは、寒くなってきたので成長は止まっていますが、どれも葉のツヤは良く、来年の春が楽しみです。

イチゴはどの家庭でも買って食べていると思いますし、いろいろな種類のスイーツにも欠かせない果物です。消費量が多いということは、農薬を多用して量産しているという背景を持ちます。イチゴに限らず、果物はたくさんの農薬を使うと聞きます。

私は、スイカを6年間つくり続けていますが、一般的なスイカ栽培での農薬の使用方法としては、1作で7種類×3~4回を使うよう指導されるそうです。つまり、合計21~28回の農薬を使って店舗に並ぶことになります。

なるべくなら農薬は使わずに大量生産したいですよね。なんとか実用化できるまで研究を続けるつもりです。おそらく、育つには育つだろうと思っています。ただ、Halu農法のイチゴはどんな味になるか。美味しくなることを願ってその時を待っています。

2016年12月20日 (火)

ブログの名称を変更しました

このたび、ブログの名称を「Halu農法blog」に変更いたしました。同時に、会社のWebサイトの内容も、大幅に書き換えました。

新しい農業技術の研究は、この6年間、まさに一歩一歩の積み重ねでした。

2011年春、このブログを始めた当初のテーマは「ゼロから始める自然農法」でした。研究を始めたとき、私の手元には、従来の自然農法(あるいは自然栽培)の知識しかなかったので、ごく当たり前のスタートでした。

結局、すべての取り組みは失敗し、資金は底をつき、裸一貫で再出発。文字通りゼロから学びなおし、新しい栽培技術に至りました。2014年9月、特許出願とともに、テーマも「ゼロから始める新・自然農法」に変更しました。

それから2年あまり。新しい技術に「Halu農法」という名前をいただき、おかげさまで、Halu農法に関心を寄せ、あるいは実践してくださる方が着実に増えてきました。もはや、従来の農業技術と比較するような表現も不要となり、素直にHalu農法を紹介するWebサイト、ブログに整える時期が来たと感じています。

今回、2回目の名称変更ですが、それは進化の表れでもあります。

もっとも重要なポイントは、自然観にあります。私たち人類が住むこの地球という自然環境をどのようにとらえるのか。視点を変えると、面白いように野菜は育ちます。2017年は、Halu農法を楽しんでくださる方が、いままで以上に増えることを願っています。

2016年12月15日 (木)

定期講座を始めます

来年1月より、Halu農法の基礎講座を定期開催することになりました。対象は、Halu農法に関心のある方、家庭菜園でご自分で4億年野菜を育ててみようと思う方です。

基礎講座を受けた方には、続いて実践力を高めるためのステップアップ講座も開催します。(新規就農を視野に入れている方向けのHaluスクール=年間コース=も準備を進めています。こちらは、来年3月開講予定です)

肥料や農薬、あるいはミネラル、“有用微生物”など、作物をつくるための農業資材がたくさんありますが、Halu農法は何も使いません。しかし、なぜ何も使わずに野菜や果物ができるのか、その仕組み(自然観)を知れば、農業の知識がゼロであっても作物は簡単にできます。

実践するうえで大切なことは、仕組みをよく理解したうえで、自分の畑で応用する技術を身に付けることです。講座では、その土台となる知識をお伝えし、実際の本社農場をご覧いただいて、微妙なニュアンスまで感じ取っていただく内容です。

基礎講座のほか、ステップアップ講座も、質疑応答の時間をたっぷり取り、疑問点をできる限り解消して、実践に臨んでいただきたいと思っています。

講座のご案内は、歩屋のWebサイトをどうぞご覧ください。⇒こちらをクリック

2016年12月 7日 (水)

新しい自然観~Haluの世界その16

先日、初めてのHalu農法講座を開きました。使用したテキストは、講座専用に編集したものです。Halu農法を実践するうえで、柱となる考え方に焦点を当てて文章化してみました。

そして、このテキストを編集したことで、明確になったことがあります。Halu農法は、やはり従来の自然観とは異なる、新しい自然観の農業技術である、ということです。この自然観を身に付けることで、美味しい野菜や果物は、だれにでも、楽につくることができると確信しています。

いま、日本も日本以外の国々も、これまでの常識や価値観では対応できない多くの問題を抱えているように見えます。政治も経済も、あるいは福祉も医療も。ちょっとした「改良」や「改善」ではなく、もっと根本的に立て直す新しい価値観や手法が求められているように感じます。

このブログを読んでくださる多くの方も、きっと同じような考えをお持ちだろうと思います。

そのことは、もちろん農業についても言えることです。

Photo写真は、今年春に借りた畑で出来たダイコンを持っている私です。春にもダイコンの種は播いたのですが(しかも大量に)、そのときはほぼ全滅しました。共生微生物もいないし、昆虫や爬虫類などの生態系もできていない。そんな環境では、まともに野菜はできないものです。

半年ほど時間が経過し、少しずつ生態系は整ってきます。まだ野菜の出来栄えは、数量としてはまばらですが、ダイコンもコマツナも、立派に育つようになってきています。なかでも、もっとも注目すべき点は、やはり「味」だと思います。透明感、清涼感、甘み、どれをとっても一級品だと感じています。これを、ぜひご家庭で、ご自分でつくってもらいたいのです。

農作物は、農家がつくるだけではありません。だれにでもつくれます。Halu農法であれば。

今回は、とても重要な視点について書こうと思います。

まず質問からです。私たち人類の祖先は、いつごろ地球に現れたかご存知でしょうか。唐突にすみません。私の世代は、小学生のとき「400万年前」と教わりましたが、いまは「700万年前」だそうです。

これだけ聞くと、随分遠い昔の話だと思われるでしょう。ところが、それはまったく逆なのです。「昔」ではなく、「つい最近」なんです。それが新しい自然観のポイントのひとつです。

「人類は、つい最近地球に現れた種族である」

よほど地球の歴史や宇宙に興味がないと、このての話はピンとこない方のほうが多いかもしれません。けれども、決して難しい話ではありません。

たとえ話をします。最近、温暖化の影響とかで、各地に鹿が増えているというニュースがときどき流れます。とくに鹿は、天敵である狼が絶滅してしまったため、すごいスピードで増えているのだとか。全国的にも有名な尾瀬沼(新潟、福島、群馬県境)は、鹿の繁殖によって、自然破壊が進んでいるそうです。

ところで、このニュースで不思議なことがあります。そもそも、なぜ鹿は増えているのでしょうか。答えは「豊富な食べ物があるから」です。

「食べ物があると、生物は増える」

これはごく当たり前のように感じます。そして、これこそがHalu農法の根幹を支える自然観なのです。

地球の歴史は46億年と考えられています。38億年前に生命の祖先である微生物が生まれ、海にさまざまな生物が進化し、増殖したとされています。さらに4億年前には植物や動物が陸上に進出し、地表にも多様な生態系が生まれました。そうして、ようやく最近になって、霊長類である人類が現れてきたのです。

そこで、先ほどの鹿の話と関連付けて考えてみましょう。なぜ人類は地球に現れたのか。それは、人類の食べ物が豊富にあったからです。

言い方を変えてみます。人類がこの世に現れてから食べ物ができた? 違いますね。初めに食べ物があったからこの世に誕生できたのです。つまり、地球の自然界は、人間の食べ物ができやすい環境になったから、人間という種族が生まれてきたのです。

「そもそもこの地球は、人間の食べ物(農作物)ができやすい環境になっている」

これがHaluの世界の自然観(のひとつ)です。

害虫も、病原菌もありません。自然と闘う必要もありません。まるで逆です。自然をよく観察すると実感できます。作物は文字通り自然にできるようになっています。この視点を持ち、Halu農法の技術を使うことで、驚くほど作物ができるようになります。

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