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2016年7月

2016年7月20日 (水)

プランターの実験

唐突ですが、いま実験中のプランターの様子をご報告します。

Halu農法というのは、植物と微生物の共生による栽培方法です。もっとも難しいのは、自然の気候任せになる露地栽培です。そして、誤解されることが多いのですが、いわゆる「自然農法」や「自然栽培」のように、「自然のなかに溶け込んで生きる」あるいは「自然とともに生きる」というような哲学や思想はありません。

Halu農法は、「人間は自然の一部である」ことを前提として、自然界の仕組みを農作物の栽培に応用する技術です。農業技術というより、どちらかというと、バイオテクノロジーと呼ぶほうが実態に近い気もします。ですから、水や温度の管理ができるのであれば、それでも良いですし、むしろそのほうが安定して栽培できると考えています。

Kimg0063さて、露地栽培については、基本的な技術がほぼ確立できたと考えています。次は、都会のマンション暮らしの方を対象に、無肥料・無農薬栽培を体験していただくため、プランターキットの実験を始めました。プロジェクトの詳細は、商品化が決定したときにお知らせいたします。

Kimg0064写真は7月20日現在のもの。上から6月24日に種まきしたミズナ。続いて、7月13日に種まきしたレタス、小ネギ、ルッコラの様子です。

ミズナは当初から問題ないと考えていました。どうなるか不安があったのはレタスです。というのも、いままで露地栽培で実験したなKimg0066かで、レタスはどうしてもうまく育たなかったからです。しかし、プランターの様子を見ると、どうやらうまくいきそうですね。

もちろん、まだ予断は許されません。ちゃんと収穫し、美味しい野菜であることが確認できたら、いよいよ商品化に向けて急ピッチで準備を進めていく予定です。早ければ秋には商品化Kimg0067したいと思います。

安心安全でしかも美味しい野菜を水だけで栽培することができるプランター。どうぞお楽しみに。

2016年7月12日 (火)

常識がひっくり返る面白さ

Kimg0047このブログで紹介している技術をHalu農法(ハルのうほう)と呼んでいます。●●農法と書くからには、それなりの覚悟と周到な準備をすすめ、特許を取得し、商標登録し、実際に野菜を作り、出荷して売り上げを立てるという点で、確実に成果を積み上げています。

2016年の年始のご挨拶に対し、「食料生産をお遊びでやらないで頂きたい。」と手厳しいコメントをいただくこともありましたが、最近では、畑を訪れ、目の前で生き生きと育つ野菜を見る方たちは、どなたも憑きものが取れたような晴れやかな笑顔を見せてくださいます。

そして、みなさん同じようなことをおっしゃいます。「自分の常識がガラガラと音を立てて崩れていく」と。それをとても嬉しそうに。

いまの畑は、Halu農法の現時点での完成形をしています。人間は、ただ種を播くだけで、単一品目を大量に栽培することができる。もちろん、肥料も農薬も、植物系の堆肥や雑草、あるいは培養した微生物やミネラルも、一切土の中に入れません。必要がないからです。

提携農場のほうも、ほとんどの方は農業未経験者ですが、ちゃんと成果を上げています。

今年は、とくに農業分野で大きな変化が訪れています。従来の技術の延長で頑張ろうとする流れがある一方、まったく新しい概念で食文化を創造していこうといううねりが起きています。食文化というと漠然とした感じもありますが、その基盤になっているのが、「新しい生産技術」です。Halu農法は、その一端を担うことができる技術だと考えています。

実はいま、プランター栽培の実験を続けています。ものすごく順調です。早ければ秋口にも商品化できるでしょう。都会のマンションのベランダで、安全で美味しい朝採り野菜を食べることができます。

種を播き、水やりするだけ。何も入れず、半永久的に栽培できる夢のプランターです。(プランターの形状に工夫があるので、実用新案の出願をする予定です。)

この技術、きっと植物工場に応用できるはずです。

液体肥料はいらない。だから薬も使わない。部屋を無菌状態にする必要はない。水と光だけで健康で栄養価の高い野菜が育っていくのです。大都市の地下に農場を開いても良さそうですね。

これからの日本は、本当に面白くなると思います。

(写真は、今朝のスイカです。やや遅めですが、あちこちで雄花が咲き始めました)

2016年7月11日 (月)

草を乗り越えるスイカ

Kimg0044今年は、いろいろな事情があって、スイカの作付がいつもより遅めです。時期は遅れていますが、今のところ、それぞれ順調に育っています。

さて、毎度おなじみの光景になっていますが、この時期はメヒシバやエノコログサといったイネ科の雑草がかなり伸びてきます。梅雨の時期は成長速度も急激です。つまり、放っておくと、スイカとイネ科雑草の競争状態になります。

共生微生物の繁殖が思わしくない場所では、スイカは完全に雑草に負けます。逆に、共生微生物が順調に繁殖している場所では、写真のように、スイカが雑草を乗り越えて成長します。

夏の雑草、とくにメヒシバは、地を這うように葉を成長させていきますが、夏の強い日差しから地表を守る役目を担ってくれていると考えています。メヒシバが繁殖すると、地面は乾きにくくなります。そして、写真では分かりにくいかもしれませんが、メヒシバを乗り越えるスイカは強い生命力を見せつけています。

この状態になると、梅雨明けしても、強い日差しに地面が乾くこともなく、かつスイカはたっぷりの日差しを浴びて、放っておいても美味しいスイカを成らせてくれます。

2016年7月 4日 (月)

オリンピックの選手村に、なんとしてでも食材を届ける!!

 世の中は、停滞しているように見えても、地殻変動は起きています。まもなく、すごいプロジェクトがスタートします。キックオフのイベントをご紹介します。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックで、選手の食事の問題が、関係者のあいだで大騒ぎになっています。

日本の農産物の安全基準が、諸外国に比べて甘すぎる!?

このままだと、EUなど安全基準に厳しい国は、自国から食材を東京に運んで来ることになりかねないそうです。

それでは、日本のメンツが立たない!?

で、どうするのか?

その解決を託されたのが、「オーガニック・エコ農と食のネットワーク(NOAF)」という組織です。7月16日に設立記念シンポジウムが法政大学で開かれます。

この組織の全貌が明らかになるのは秋ごろかもしれませんが、食の安全、食の未来に関心を持つ人たちは、喜びに満ち溢れるかもしれません。

さて、Halu農法との関わりは?

なんとしてでもこの潮流に乗りたいと考えています。2020年まであと4年。とってもわくわくしています。(^^)

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