フォト
無料ブログはココログ

« 2015年9月 | トップページ | 2015年11月 »

2015年10月

2015年10月30日 (金)

どんな大富豪でも経験できない幸せ

Haluの良さは何だろうか。他の農法とのいわゆる“差別化”とか、あるいは“優位性”とは何だろうか。そんなことを考えています。

畑を見ていると、「無肥料で野菜ができるのか」という議論はもはや時代遅れです。無肥料で農作物ができるのは当たり前。これからは、「さらに効率の良い土壌改良方法」とか、「さらに食味を良くする工夫」とかに焦点が移ってくるでしょう。

とはいえ、いま現在、そのことはHaluに興味を持ち、実践している方だけに共通している認識だと思います。そして、そのことを焦って外向きに発信する必要がないほど、技術は確かになってきたという実感が持てるようになりました。

いま現在、世界のどんな大富豪でも経験できない幸せが、Haluの畑にあると思います。Haluの野菜は、完全な自然食品ですから、安心して食べることができます。しかも、とても美味しく、心も身体も喜びます。

一方、美味しい有機野菜をつくることができる達人はいらっしゃるでしょう。世界の大富豪は、お金を出して、こうした有機野菜を食べることはできると思いますが、Haluの野菜を食べることはできません。Haluの畑で味わえる自然との一体感も経験できません。

そう考えると、「Haluを実践すると、大富豪より幸せになれる」と言えなくもないですよね。夏のスイカやカボチャ、いますくす育っているダイコンは、確かに私たちの手に触れられるところにあり、実際に食べることができます。Haluの畑にある豊かな生態系を肌で感じることができます。

こういう喜びを上手に表現できるようになるといいなと自分では思うのですが、なかなか言葉は難しいです。

2015年10月26日 (月)

共生微生物の威力~Haluの世界その14

肥料を使わずに、野菜は大きく育つのだろうか?
また、単一作物を大量に作ることができるのだろうか?

現時点で、ごく一般的な疑問だろうと思います。たとえば、私の畑の場合、同じ畝でも育ち方が違っていて、信じられないほど早く、大きく育つところがあります。土壌改良中によく見られる現象です。

ところで、きょうのタイトルは、常識的に考えると「共生微生物の力」とすべきかもしれません。それをあえて「威力」と書きました。それが私自身の実感だからです。言葉そのものは、あまり良い意味で使われることはなく、どちらかというと人を無理やりに従わせようとする悪い意味で使われます。ただ、私には、人の常識を書き換えてしまうほどのインパクトがあるという確信があります。「威力」という言葉を使ったのは、そういう理由からです。

さて話を戻して、今朝の畑の写真をご覧いただきます。9月20日に播種した畝のダイコン。それに9月29日に播種した畝のダイコンの様子です。全体を見渡すと、それなりに育っている、つまり、20日に播種したダイコンはそれなりに、29日に播種したダイコンもそれなりに育っています。ところが、なかに突出して大きく育っている株があります。

9202920まず、9月20日に播種した畝全体と、そのなかで特に大きく育っている株の写真を並べました。播種から37日目。すごいスピードで成長しています。根っこもそれなりに太くなっています。9月6日に播種したダイコンを追い越す勢いです。そして、もっとすごい株がありました。

次は9月29日に播種した畝全体と、そのなかで特に大きく育っている株です。播種からわずか28日。素晴らしいスピードです。断言はできませんが、おそらく肥料栽培のスピードを超えているのではないかと思われます。そして、これがHalu農法の標準形になる、というのがきょうのテーマ「共生微生物の威力」です。
9292929
この写真を見たとき、「この場所だけ養分があったんじゃないか」という反応がありそうですね。私も数年前まではそう思ったでしょう。いまでは、共生微生物の働きによるものだとしか表現しようがありません。

土壌改良の途中では、こんな感じで、生育状況がデコボコします。そして、野菜を作付するほどに、共生微生物(私は創造型微生物群と呼んでいます)が繁殖し、写真のような超スピードで成長する姿が全体に広がっていきます。そのことは、2012年から2013年のミズナの連作栽培で経験済みです。

どういう試練なのか、野菜ができ始めると返却を迫られて、ミズナやスイカができた畑は、すべて地主さんに返却しました。今年、これまでまともに野菜ができたことのない畑だけが残りました。きっと、それで良かったのです。難しい条件を克服してこその技術。この畑で野菜ができなければ、「特許農法」もへったくれもありません。

実際のところ、土壌改良するためのノウハウが積み上がったので、ついにこの畑でも野菜ができるようになりました。改良の進行具合を表現すると、耕作放棄地で今のノウハウを使って改良を始めたとして、ちょうど2年目にあたる感じででしょうか。

つまり、かなり条件の悪い土地でも、2年目から野菜は収穫できるようになる、ということです。共生微生物は、どんどん増えますから、来年からは、本当に楽に野菜が育ってくれるようになるでしょう。こうなると、畑は面白くてしようがありません。

2015年10月19日 (月)

とても気持ちの良い畑です

21少し時間が開いてしまいましたが、畑の様子を報告いたします。まず、9月6日に種まきしたダイコンですが、あまり葉の成長が進んでいないように見えて、根のほうはたくましく太ってきています(44日目)。共生微生物との連携が良いのでしょうか。このまま葉もちゃんと成長するはずですから、どれだけ大きなダイコンになってくれるのかワクワクしてきました。

Photo3種は時間をずらして播いてありますが、あとから播いたほうも順調に育っています。ただ、畝によって成長のスピードがかなり違っていて、場所によっては、最初に播いたダイコンに追いつきそうなところもあります。

ダイコンと混植したミズナも順調そのもの。初めに播いた種が発芽しなかったので焦りましたが、結局のところ、伸び伸び育ってくれています。まもなくベビーリーフとして出荷できそうな感じのところもあります。食べてみると、この時期にしては珍しく甘みがあります(いつもは霜が降りるころに甘みが出てきます)。

といっても、今年はダイコンの収穫・出荷がメインです。ダイコンは抜いてしまうと畑に何も残らないので、ミズナを残して、共生微生物を増やし続ける計画です。もちろん、少しはミズナも出荷したいところです。

ほかの野菜(コマツナ、ハクサイ、ブロッコリー)などは、少量ですがいずれも順調です。キャベツだけは、思ったほど大きくなっていません。それとも、そんなものなのでしょうか。作付が初めてなので、成長具合をよく観察しようと思います。

それにしても、このところ天候に恵まれて、とても気持ちの良い畑です。

2015年10月 1日 (木)

発芽は順調です~秋冬野菜

21このところ天候も良く、秋冬野菜の発芽は順調です。9月初めに播いたダイコンは写真左の通り。「やや遅いかな」という感触ですが、改良中の畑であることを考えれば、これも順調だと思います。

先日、ミズナが全く発芽しない“事件”をアップしましたが、播き直した畝では、ちゃんと発芽しました(写真右)。メインはダイコンで、その合間にミズナの種を播いている感じです。というのも、ダイコンを収穫した後、畝には何も残らなくなってしまうので、共生微生物の食べ物が供給されません。そこで、ミズナを残しておこうという狙いです。(ミズナは収穫しても良いですし、残しておけば、微生物の繁殖に役立ちます)

Photoダイコンは、すべて順調に発芽しています。あとは、しっかり成長してくれるのを見守るだけです。一部は来春の収穫用にとキャベツの畝もあります(写真下段)。この畝も、キャベツとミズナの種を播いてありますが、写真ではちょっと区別がつきにくいかもしれません。手前のやや大きな双葉がキャベツ。周囲の小さな双葉がミズナです。キャベツは初めてなので、これからどのように育っていくのか楽しみにしています。

さて、秋冬野菜の作付は終了しました。そしてこれから来春にかけて、Halu農法について詳細を執筆しようと考えています。これまで、「野菜づくりに肥料が不可欠」と考えられていた分野ですが、肥料がなくても野菜が育つなら、それに越したことはないと思っています。

また、Halu農法は、農業者として生活が成り立つ技術であることを基本としていますが、もちろん家庭菜園でもぜひ取り組んでもらいたいのです。家庭菜園の規模であれば、ひと汗かくだけで、理想的な畑をつくることができます。野菜ができる仕組み、そして、畑の作り方まで、丁寧に文章化して、一人でも多くの方に、Halu農法の面白さを味わっていただきたいと思います。

以前、無肥料栽培の取り組みをまとめた「自然農法ノート」というレポートがあり、何人かの方に読んでいただきました。しかし、内容がやや理屈っぽく、自分でも「学校の教科書みたいで読みにくいな」と感じていました。今度は、面白い読み物になるようアイデアを練っているところです。

« 2015年9月 | トップページ | 2015年11月 »