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2015年10月26日 (月)

共生微生物の威力~Haluの世界その14

肥料を使わずに、野菜は大きく育つのだろうか?
また、単一作物を大量に作ることができるのだろうか?

現時点で、ごく一般的な疑問だろうと思います。たとえば、私の畑の場合、同じ畝でも育ち方が違っていて、信じられないほど早く、大きく育つところがあります。土壌改良中によく見られる現象です。

ところで、きょうのタイトルは、常識的に考えると「共生微生物の力」とすべきかもしれません。それをあえて「威力」と書きました。それが私自身の実感だからです。言葉そのものは、あまり良い意味で使われることはなく、どちらかというと人を無理やりに従わせようとする悪い意味で使われます。ただ、私には、人の常識を書き換えてしまうほどのインパクトがあるという確信があります。「威力」という言葉を使ったのは、そういう理由からです。

さて話を戻して、今朝の畑の写真をご覧いただきます。9月20日に播種した畝のダイコン。それに9月29日に播種した畝のダイコンの様子です。全体を見渡すと、それなりに育っている、つまり、20日に播種したダイコンはそれなりに、29日に播種したダイコンもそれなりに育っています。ところが、なかに突出して大きく育っている株があります。

9202920まず、9月20日に播種した畝全体と、そのなかで特に大きく育っている株の写真を並べました。播種から37日目。すごいスピードで成長しています。根っこもそれなりに太くなっています。9月6日に播種したダイコンを追い越す勢いです。そして、もっとすごい株がありました。

次は9月29日に播種した畝全体と、そのなかで特に大きく育っている株です。播種からわずか28日。素晴らしいスピードです。断言はできませんが、おそらく肥料栽培のスピードを超えているのではないかと思われます。そして、これがHalu農法の標準形になる、というのがきょうのテーマ「共生微生物の威力」です。
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この写真を見たとき、「この場所だけ養分があったんじゃないか」という反応がありそうですね。私も数年前まではそう思ったでしょう。いまでは、共生微生物の働きによるものだとしか表現しようがありません。

土壌改良の途中では、こんな感じで、生育状況がデコボコします。そして、野菜を作付するほどに、共生微生物(私は創造型微生物群と呼んでいます)が繁殖し、写真のような超スピードで成長する姿が全体に広がっていきます。そのことは、2012年から2013年のミズナの連作栽培で経験済みです。

どういう試練なのか、野菜ができ始めると返却を迫られて、ミズナやスイカができた畑は、すべて地主さんに返却しました。今年、これまでまともに野菜ができたことのない畑だけが残りました。きっと、それで良かったのです。難しい条件を克服してこその技術。この畑で野菜ができなければ、「特許農法」もへったくれもありません。

実際のところ、土壌改良するためのノウハウが積み上がったので、ついにこの畑でも野菜ができるようになりました。改良の進行具合を表現すると、耕作放棄地で今のノウハウを使って改良を始めたとして、ちょうど2年目にあたる感じででしょうか。

つまり、かなり条件の悪い土地でも、2年目から野菜は収穫できるようになる、ということです。共生微生物は、どんどん増えますから、来年からは、本当に楽に野菜が育ってくれるようになるでしょう。こうなると、畑は面白くてしようがありません。

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Halu農法の理論」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
横内様ご無沙汰しております。ちんざんです。
前回のコメント以降もブログは拝見させていただいていました。
Haluの技術は「人の視点」だけで考えると理解が難しいみたいですね!
県の普及指導員の方に話をしても聞き流されて相手にされません(T_T)
自然栽培は収量、規格にバラつきがあるといった先入観からかもしれませんが、慣行農法でも環境に配慮した方向へ向かっているのに興味を示さないのが不思議でならないです。
この場で愚痴ってしまい申し訳ありません。

話は変わるのですが、先日青年農業者の意見発表大会が開催され、自然栽培に関する発表もありました。
食の安心・安全といった視点や、TPPに対する危機感から外国との差別化を図るため、日本の農業は自然栽培を推進するべきだとの意見を述べる青年も居ました。

ブログ内容と関係は無いとは思ったのですが、こういった考えが、青年の主張から出たことがうれしく、横内様にもお知らせしたくてコメントいたしました。

これからも横内様のご活躍を応援しております。

乱文にて失礼しました。

ちんざんさん、お久しぶりです。悲しいことですが、農業関係の方には、無肥料栽培の話は「トンデモ話」にしか聞こえないこと、私も身に染みています。
 
ただ、青年農業者の意見発表会のお話は、とても勇気づけられます。ありがとうございます。
 
結局のところ、「理解しない人は、どうやっても理解することはなく、共感する人は、最初から共感してくださる」というのが、いま現在の私の心境です。また、このところ共感してくださる方が急に増えている実感もありますので、日本の将来、人類の将来は、決して悲観したものではないと思っています。
 
何より、無肥料栽培の畑作業は楽しいですから。

o(*^▽^*)o>「理解しない人は、どうやっても理解することはなく、共感する人は、最初から共感してくださる」というのが、いま現在の私の心境です。

なるほど、確かにそうかもしれません。
私自身が土地無し非農家なので、特に説得力がないだけかもしれませんが、今の仕事は農業者の方と接する機会も多く、経費が嵩み悩んでる方などに自然栽培のことを話することもあり、共感する人は最初から共感してくださります。
中にはほんの一部分ですが、試験的にやっている方も出てきました
ただ、何も入れないと言うのは落ち着かないのか糠を撒いたりはされてるようです。

無肥料栽培の畑作業楽しそうで良いですね
庭で家庭菜園始めようかと思う今日この頃です。

急に寒くなりましたので、横内様もご自愛下さい

こんばんは。
いつも楽しく拝読してます。

野菜ができ始めると、畑を返さなくてはならなくなったのですね。
でも、横内さんは冷静に対応してて、さすがですね。頑張ってください。

私も、無肥料栽培をしようとしてるのですが、家族(夫と姑)には理解してもらえません。
でも、無肥料でしてる人がいるのだから、私にもできると信じて作ってます。
今までは、どうして理解してくれないのかと‘もやもや’してましたが、私はやりたいから
やってるだけだと、相手を巻き込むことをやめると楽になりました。
こちらが押し続けると、相手は固くはねかえすのですね。
これからも、横内さんのブログを楽しみにしてます(o^-^o)

なるせさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
無肥料で野菜はできます。肥料などないのに、不毛の大地が豊かな森林になったのですから。
とはいえ、あまりにもシンプルな答えなので、かえって怪しまれるのかもしれません。
無肥料栽培が“常識”になる時代はすぐそこだと思います。おそらく、この1、2年のうちに、農業の分野に大きな変化が起きる予感がします。
私たちが、ただ畑の作業を思い切り楽しんでいくことで、その変化は加速していくのだと思います。いっしょに楽しんでいきましょう。

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