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2015年7月29日 (水)

従来農法との決定的な違い

1Photoカボチャはいま成長本番という感じです。梅雨明け前後に着果したカボチャがいくつか順調に大きくなっていて、そのうちの1個を写真に撮りました。左は今朝の姿、右はちょうど1週間前の姿です。

このカボチャの様子を見ると、Haluの栽培方法は、つくづく従来の栽培方法とは異なるものだと思います。このことは、折に触れて書いていますが、とても大切なことです。

そもそも農業について何も知らない私が、初めに学んだのは、もちろん慣行栽培のいろいろな指導書です。テレビの園芸番組でも栽培方法がよく紹介されています。それらによると、カボチャが着果すると、その節から側枝が出てくるのですが、それを摘み取ってしまうよう指示されます。理由は、養分を「側枝の成長」ではなく、「実の成長」に回すためだそうです。

おそらく、肥料栽培では、それが最新の、また最有力の考え方なのだと思います。

確かに、生産者としては、確実に出荷できる作物を、しかも安定的に(もしくは大量に)作れなければ生活できません。そのための技術は、私も重要だと考えています。たとえば、私の場合は、今年のスイカ、カボチャとも、間引きも摘心もせず、必要に応じて草刈りするだけの、ほぼ「放任」で見守っています。

その結果、スイカもカボチャも、伸び伸びと育っているように見えます。ただし、それが最善かどうかは、まだ結論が出ません。従来農法のテキストに書かれているように、親ヅルが少し伸びてきたころに摘心すれば、子ヅルがたくさん、しかも早く伸びてきて、もっと確実にたくさんの実が着くかもしれません。これは来年試そうと考えています。

ただ、先ほどの「側枝を摘む」という従来農法の話に戻りますが、これに関しては、Haluは逆です。側枝を好きなだけ伸ばします。といいますか、自然に任せます。

着果した節目をよく見ると、ほとんどの場合、節から白い根が出てきます。とてもしっかりした太い直根で、土の中に入ると四方に根を広げていきます。そこで共生微生物と養分を交換することになります。

側枝が伸びるほどに光合成によるブドウ糖生産量は上がり、新しく発根したところから地中の微生物に糖を供給し、ミネラルやアミノ酸などの必要な養分を得ます。ということは、節から発根し続ければ、理論上、カボチャはいくらでもツルを伸ばして成長して行けます。

実際には、この畑の共生微生物はまだ十分とは言えませんので、ものすごく順調に成長している株、発芽した当初からほとんど成長していない株など、生育状況にばらつきがあります。しかし、この秋から来年にかけて、共生微生物が素晴らしい勢いで増えてくれると思いますし、来年はあたかも“打ち出の小槌”のように野菜を作ってくれる畑になるでしょう。

畑に共生微生物がいると、根を張りさえすればどんな野菜もすぐに大きくなります。Haluの畑は、日を追うごとに楽しみが増してきます。

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