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2015年7月

2015年7月29日 (水)

従来農法との決定的な違い

1Photoカボチャはいま成長本番という感じです。梅雨明け前後に着果したカボチャがいくつか順調に大きくなっていて、そのうちの1個を写真に撮りました。左は今朝の姿、右はちょうど1週間前の姿です。

このカボチャの様子を見ると、Haluの栽培方法は、つくづく従来の栽培方法とは異なるものだと思います。このことは、折に触れて書いていますが、とても大切なことです。

そもそも農業について何も知らない私が、初めに学んだのは、もちろん慣行栽培のいろいろな指導書です。テレビの園芸番組でも栽培方法がよく紹介されています。それらによると、カボチャが着果すると、その節から側枝が出てくるのですが、それを摘み取ってしまうよう指示されます。理由は、養分を「側枝の成長」ではなく、「実の成長」に回すためだそうです。

おそらく、肥料栽培では、それが最新の、また最有力の考え方なのだと思います。

確かに、生産者としては、確実に出荷できる作物を、しかも安定的に(もしくは大量に)作れなければ生活できません。そのための技術は、私も重要だと考えています。たとえば、私の場合は、今年のスイカ、カボチャとも、間引きも摘心もせず、必要に応じて草刈りするだけの、ほぼ「放任」で見守っています。

その結果、スイカもカボチャも、伸び伸びと育っているように見えます。ただし、それが最善かどうかは、まだ結論が出ません。従来農法のテキストに書かれているように、親ヅルが少し伸びてきたころに摘心すれば、子ヅルがたくさん、しかも早く伸びてきて、もっと確実にたくさんの実が着くかもしれません。これは来年試そうと考えています。

ただ、先ほどの「側枝を摘む」という従来農法の話に戻りますが、これに関しては、Haluは逆です。側枝を好きなだけ伸ばします。といいますか、自然に任せます。

着果した節目をよく見ると、ほとんどの場合、節から白い根が出てきます。とてもしっかりした太い直根で、土の中に入ると四方に根を広げていきます。そこで共生微生物と養分を交換することになります。

側枝が伸びるほどに光合成によるブドウ糖生産量は上がり、新しく発根したところから地中の微生物に糖を供給し、ミネラルやアミノ酸などの必要な養分を得ます。ということは、節から発根し続ければ、理論上、カボチャはいくらでもツルを伸ばして成長して行けます。

実際には、この畑の共生微生物はまだ十分とは言えませんので、ものすごく順調に成長している株、発芽した当初からほとんど成長していない株など、生育状況にばらつきがあります。しかし、この秋から来年にかけて、共生微生物が素晴らしい勢いで増えてくれると思いますし、来年はあたかも“打ち出の小槌”のように野菜を作ってくれる畑になるでしょう。

畑に共生微生物がいると、根を張りさえすればどんな野菜もすぐに大きくなります。Haluの畑は、日を追うごとに楽しみが増してきます。

2015年7月27日 (月)

●●●●~Haluの世界その13

大変申し訳ありません。

ここに掲載されていた記事は、特許技術との関連が大きいため、削除いたしました。

マメハンミョウ

2昨日の夕方、草刈をしているとき、初めて見る虫を見つけました。しかも、アルファルファの葉っぱに大量についています。帰宅してネット検索をかけてみると、「マメハンミョウ」という虫で、有毒な「カンタリジン」という成分を持つそうです。

ダイズの食害などで有名なのだそうです。

今朝、昨日と同じところを見に行くと、姿がありません。いなくなったのかと思ったら、近くに生えている草(エノコログサ)を刈ったときに、根元にたくさんいました。

マメハンミョウは、マメ科植物だけでなく、いろいろな野菜の葉を食べるそうです。ただ、畑の一部に群生する習性があるらしく、たしかに、写真を撮った場所以外には見当たりません。

有毒といっても、向こうから人間に危害を加えることはないようです。

さて、猛暑が続いています。スイカもカボチャも暑さには強いので、元気に伸びています。とくにカボチャの花の香りがほんのり漂ってきて、気分の良い早朝の畑です。雌花もたくさん咲き始め、ミツバチも朝から働いているので、たくさん実をつけてくれるでしょう。楽しみです。

2015年7月22日 (水)

"肥沃な土地"の真実とは?~Haluの世界その12

だれもが「当たり前」だと思っていることの裏に「真実」が隠されている。別の言い方もあります。「常識を疑え」。マスコミの世界に長くいた私自身の体験にもとづく考え方です。

農業にかかわったり、あるいは家庭菜園に興味をもって本を読んだりすると、「肥沃」という言葉によく出会うでしょう。この「肥沃」という言葉が、現代農業を袋小路に迷い込ませる原因のひとつではないか。そんな気がします。

私が最初にこの言葉に出会ったのは歴史の教科書です。”肥沃な三日月地帯”という言葉に見覚えはありませんか? メソポタミアという古代文明が興った場所で、農耕文化発祥の地とされています。そして、古代から現代まで、「農業」と「肥沃」は切っても切れない関係にあります。

さて、「肥沃」の意味を子供に聞かれたら、どのように答えますか?

おそらく、農作物が良く育つ肥えた土地、つまり養分をたっぷり蓄えた土地といった説明が浮かぶのではないでしょうか。

1なぜ、こんなテーマを取り上げているのかというと、もちろん、この考え方に異論を唱えるためです。写真は、今朝の私の畑で撮影したカボチャです。昨年の実績から考えて、このカボチャは2~3㎏にはなるはずです。しかも、1株に何個も実をつけるでしょう。けれども、この土地に養分はありません。断言します。

「養分がないのに、どんな野菜でも育つ土地」
「種を播けばどんどん育ち、たくさん収穫できる土地」

そんな土地こそが「肥沃な土地」の正体ではないかと推測しています。つまり、土壌環境が共生微生物にとって最適な状態にあるため、どんな農作物も育つし、連作するほどに質も量も上向いてくる。だからこそ、農業が始まったのではないか、という推論です。

食糧が増えると人口も増えます。食糧を増産する必要がありますが、すると農地を開拓しなければいけません。しかし、そんな都合の良い土地がごろごろ転がっているわけではないので、そこから農業の苦難の歴史が始まったのではないでしょうか。

当時は、微生物の知識もないわけですから、「肥沃=養分をたっぷり蓄えた状態」と理解したとしても仕方がありません。そして、それが7千年ものあいだ、ずっと私たちの先入観として植えつけられてきたのではないでしょうか。「農業には肥料が必要である」と。

「肥沃」という言葉の意味をもう一度確認しましょう。

Haluの世界において「肥沃」とは、「共生微生物が繁殖しやすい環境にあること」です。「養分」は無用です。むしろ、へたに「生ごみ堆肥」など混ぜようものなら、たちまち環境が壊れてしまうので要注意です。

2015年7月21日 (火)

不思議な甘さのスイカ

梅雨が明けて、スイカが次々と着果しています。今年は、「スイカ糖」という加工食品にチャレンジしようと考えているので、あえて実全体に光が当たらなくても良いので、そのまま見守っていようと考えていました。

しかし、形よく大きくなり始めた実を見ると、やはりスイカマットを敷きたくなってしまいます。

まだ身体の成長が遅めの株は、着果した実を摘み、十分に成長した株の実に、スイカマットを敷いています。

Photoたまに、すぐ近くに2個着果しているのもあり、小さいほうを摘みました。写真の通り、直径4cmぐらいの実なのですが、どんな味がするか、試しに食べてみました。食感が「生のナス」のような感じですが、「甘い!」という味覚に驚かされました。

この時点ですでに甘いとは。ちなみに自家採種4代目のスイカですが、良い実がたくさん成ってくれそうです。

Photo_2ところで、面白いキノコを見つけました。色具合からして、いかにも毒がありそうな感じです。家に戻ってネット検索してみると、スッポンタケというキノコに似ている感じがします。しかも、「アカダマスッポンタケ」という品種は、絶滅危惧種だとか。(そんな貴重なものが、この畑に生えるわけないようなあ)とは思ったのですが、実際には何というキノコなのか気になります。

もし本当に絶滅危惧種だったら、きっとどこかのだれかに届けたほうが良いのでしょうけれど・・・

2015年7月19日 (日)

安全な農産物の基準とは?~Haluの世界その11

「食の安全」という文字があふれかえっている世の中ですが、そもそも「安全な農産物」とはどんなものなのでしょうか──。

ちょうど今の時期、日本の‟原風景”とも呼ぶべき水田には、ラジコン飛行機から強烈な農薬が散布されています。距離が離れた私の畑のほうにも、臭いが漂ってきます。水田だけではありません。夏には、晩酌のお供になる枝豆。数日に1回は、防毒マスクをつけてシャワーのように薬を散布しています。

私の畑は、普通に農作物を出荷している農家の畑に囲まれていますので、肥料や農薬をじゃんじゃん使って栽培する様子を、自分のこの目で見ています。

この光景は、まず一般の消費者には届かないでしょう。テレビ番組では、旬の野菜を取り上げ、野菜農家の作業の様子を取材するシーンをよく見ます。しかし、農薬をじゃんじゃん使っている映像なんて、少なくとも私は見た記憶がありません。

生産者と消費者は、はっきり言うと「別の世界」で暮らしているように、私には見えます。それだけではありません。生産者と消費者の中間にいる「加工業者」「流通業者」「飲食店」にかかわる人の立ち位置も、私から見るととても不安定な状態に見えます。

1. 生産者は、本当に安全な農産物を、消費者に提供しようとしているのでしょうか。
2. 食品加工業者や流通業者は、本当に安全な食べ物を消費者に提供しようとしているのでしょうか。
3. そもそも消費者は、本当に安全な食べ物を求めているのでしょうか。

この問いかけは、まだ今の日本では「タブー扱い」かもしれません。多くの人が疑問に思いながらも触れてはいけないテーマになっている気がします。

しかし、私は自分が「安全な農産物」を求めたときから、このテーマに正面から向き合ってきました。ですから、初めから目指したのは無肥料・無農薬です。

農薬が健康を害するのはすぐに想像がつきますが、実は肥料もかなり危ないのです。家畜のエサに、大量の抗生物質が混ぜられていることは、いまや当たり前です。病気が発生すると、家畜は全滅します。抗生物質は不可欠です。それは、現代農業の野菜も同じです。病気に弱い。つまり不健康な生命体だということです。

その家畜から「不要なもの」として排出されたもの(糞尿)を、なんと今度は野菜づくりのために使っているのが現実です。そして、農薬は使わないという有機栽培。薬を使わないけれど、人間の手で‟害虫”をつぶしまくります。

この文章は、もちろん現代農業(畜産を含む)に対して、疑問を持っているという視点で書いています。ただし、先ほどの3点の疑問に対して、全く気にしていないか、または、気にしているけれど諦めている人たちを否定はしません。それしか選択の余地がなければ、おかしいと分かっていても、それを選ぶしかないのですから。

けれども、ここが私のスタートラインです。安全を脅かす要因とされる農薬と肥料、この両方を絶対に使わない。微生物資材やミネラルも一切使わない。それで農産物ができないのなら、この分野から手を引く覚悟をしていました。

ですから、Haluの安全の基準は、「何ひとつ畑に入れないで野菜を栽培する」という1点のみです。とくに「無農薬」よりも「無肥料」であることの重要性を理解してくれる人が、少しでも早く、少しでも増えてくれることを願わずにはいられません。

先日、「無肥料の野菜」という表現に対する一般的なイメージについて知り合いと意見交換していると、大変ショッキングな答えが返ってきました。「無肥料の野菜と聞くと、栄養価が低い野菜というイメージ」を抱く人が多いのだそうです。「食の安全」はもはや形骸化しているということでしょうか。

これからが‟本番”~スイカとカボチャ

まだ関東地方は梅雨明けしていませんね。それでも、これからは真夏の日差しが続きそうです。スイカもカボチャも、今年はいよいよこれからが‟本番”です。

今年の畑は、土壌改良が最も遅れていて、しかも野菜を全面的に作付するのが初めての場所でした。また、スイカとカボチャは、発芽したばかりの時点で、なんとワタアブラムシの食害に遭ってしまいました。そこから奇跡の復活を遂げているものの、さすがに成長が遅れています。

しかも、6月末からの大雨・長雨の影響ももちろんあるでしょう。

Photoさて、7月10日に開花したスイカの雌花のきょうの様子を写真に撮りました。敷いているスイカマットは、一辺が12cmなので、直径はそれより大きいということになります。

ほかの株もどんどん結実しています。これから、たっぷりの日差しを浴びて、たくさん実を付けてくれることを願っています。

カボチャも結実したものは日増しに大きくなっていますが、スイカに比べると、数的にまだ遅い感じです。先日の台風11号の影響で、せっかく咲いた多くの雌花が全滅状態でしたので、仕切り直しといったところでしょうか。数日後には、きっとあちこちで結実してくれると思います。

追記 テレビニュースを視ていたら、なんと畑に出ているとき、気象庁が関東甲信地方の梅雨明けを発表していたそうですね。失礼いたしました。

2015年7月17日 (金)

今年はしっかり摘果します(スイカ)

畑を見回ると、まだ育ちの遅れているスイカやカボチャがたくさんあります。まだ身体のしっかりしていない状態で実を付けてしまっている株もいくつかあります。きょうは、それを摘果しました。

身体が小さいうちに実を付けると、間違いなく本体の成長が鈍ります。むしろ「ストップする」と表現してもいいかもしれません。昨年までは実験(というより自分自身の経験)としてそのまま観察しましたが、小さな身体でつくる栄養をすべて実の成長に注ぎ込む様子が目に焼き付いています。けれども、結局どちらも小さいまま枯れていきます。

PhotoPhoto_2小さいうちに実を摘んでしまうのは可哀想な気もしますが、それは個人的な感情の問題です。むしろ、そのまま放っておいて、スイカやカボチャに無理させるほうが、中途半端で可哀想なことなのだと、最近になって学ぶことができました。

九州は梅雨明けしましたね。こちらも間もなくでしょう。真夏の光を浴びて、遅れているスイカたちも大きくなってくれる可能性が高いので、それを優先します。

2015年7月16日 (木)

未明からの大雨

台風11号の影響とのことですが、千葉県北西部も未明からすごい雨が断続的に降りました。午前中、畑を見回りに行くと、カボチャの雌花がたくさん咲いていました。しかし、大雨をもろにかぶってしまい、とても着果どころの話ではありません。

雄花ももちろんたくさん咲いていますが、真上を向いた花などは、まるで盃に目いっぱい水を注いだような光景になっていて、天候との間の悪さに胸を痛めました。

ただ、それは私個人の感情であって、これから咲こうとする小さな雌花が咲く準備を始めているのも見つけました。心配しなくても、きっと今年はたくさん実をつけてくれるでしょう。

21すでに着果したスイカは、また一晩でぐんと大きくなっているので、スイカマットを5枚ほど敷きました。見逃しているのもあると思いますが、今年はすべてにマットを敷くのではなく、店頭に並ぶものにマットを敷き、スイカ糖に加工するものはそのまま行こうと考えています。(ただし、そんなにたくさん成ってくれればの話ですが・・・)

台風の影響はあと数日。まもなく梅雨明けですね。

2015年7月15日 (水)

スイカはいつもの成長スピード

PhotoPhoto_2この猛暑が続くと、畑作業は早朝か夕方の少しの時間しか使えません。千葉県北西部は、午前5時ごろは雲がかかっていて、5時半すぎから日が射してきました。この時間帯はとても心地よい風が吹いて、爽快さは抜群です。

まず、「やや遅いか」と感じたスイカの実の成長具合ですが、杞憂でした。写真左が今朝のもの。写真右は、10日に咲いたばかりの雌花のもの。やはり、直径が1日1㎝の割合で大きくなっているようです。これは、ここ数年同じスピードです。

Photo_3Photo_4カボチャも花が一斉に咲き始めました。写真では分かりにくいかもしれません。朝5時半ごろの日差しで撮影したものです。ほとんどは雄花ですが中には立派な雌花もありました。この晴天ですから、間違いなく着果するでしょう。

今晩から大雨の予報です。強風になることも考慮して、草刈りはほとんどしませんでした。巻きひげがつかまる草がないと、スイカもカボチャも強風に吹き飛ばされてしまいます。今日1日でしっかりつかまって、台風の影響を最小限に抑えてくれることを願っています。

2015年7月14日 (火)

カボチャも着果始まる?

Photo今朝、カボチャが着果しているらしき姿を見つけました(写真)。この感じは、たぶんちゃんと受粉したのだと思います。

数日前までは「まだまだかな」と思っていましたが、草勢が強く、日照も十分とあってか、雌花の成長も早いようですね。私の気づかないうちに咲いて、受粉していたのでしょう。これから一週間で、一気に実がつき始めると思います。

今年は、スイカもカボチャも予定より遅めの収穫となりそうです。そこで、スイカは「スイカ糖」、カボチャは「カボチャパウダー」に加工してはどうかと考えています。ですので、生で無理に出荷先を確保する必要もないので、じっくり腰を落として彼らの成長ぶりを見守るつもりです。

2015年7月13日 (月)

スイカがようやく着果

217月10日にようやく雨が上がり、その日に咲いた雌花がやはり着果しているようです。写真左は、10日にアップした雌花の‟その後”です。右の写真は、すこし離れたところで見つけた実です。こうした感じの実が、おそらくあちこちにあると思います。

また、ここ数日の晴天により、少々遅れ気味だった株も元気を出していますから、今年はそれなりの収穫ができそうです。ただ、長雨の期間があまりにも長かったので、収穫時期の本番は8月中旬以降にずれ込みそうです。

あまり遅くなると、秋冬野菜の作付に支障が出てくるので、ちょっと悩ましいところ。

もう一つ悩ましいのは、カボチャです。まだ小さいうちに花を咲かせている株、逆に、ツルと葉の成長に集中して、急成長しているけれども花を咲かせていない株。両極端な状態になっています。ツルを伸ばしているカボチャは、いかにも「やる気満々」といった感じで伸びています。花芽もたくさんついているので、

あと3日もすれば、一斉に花を咲かせるでしょう。

ただ、3日後といえば、台風11号が近づいてくるという天気予報。これが心配です。せっかく花が咲いても、雨が降ると受粉できないので、カボチャの結実はさらに遅くなるかもしれません。いずれにしても、スイカ、カボチャとも元気いっぱいであることには変わりありません。

2015年7月11日 (土)

若者の訪問者

Photoきょうも良く晴れましたね。久々の炎天下でしたが、スイカもカボチャも大喜びしていたと思います。ちょうど昨日撮影したスイカの雌花を見ると、大きくなっていました。受粉したようですね。

さて、きょうはかしわ地域若者サポートステーションという団体から10名以上の若者とスタッフの方が畑にいらっしゃいました。通称「サポステ」と呼ばれています。若者たちの就労支援の組織です。

2Photo_2私の畑では、3年前からサポステ経由の実習生を受け入れています。この畑に半年以上通った人は、みな元気になって農業の会社に勤めたり、アパレル関連の仕事に就いたりして、それぞれ人生の再スタートを切っています。しかも、息切れすることもなく、みな仕事に励んでいると聞いています。(つまり、ここでの作業を半年以上経験した人は、社会への復帰率というか、再就職率が100%なんです。ただ、就労支援の会社ではないので、あまり大きな声では言えませんが、この分野の支援事業としては絶大な効果を上げていると思います)

きょうは、畑に興味のある人を対象に、草刈り体験ということで来ていただきました。私から彼らにお願いしたのは2点です。

1点目は、畑の野菜や草、昆虫など、目の前にある自然をよく観察して、自分の五感を開くように意識してください、ということ。

2点目は、鎌やハサミを用意したので、実際に草を刈るときの注意事項。

大事なのは、もちろん1点目の話です。現代社会のストレスは、その多くが人間関係がベースにあります。人間が作ったルール、人間が作った建物や交通機関、人間が作った会社、人間(ごく少数の他人)がつくった価値観。この環境のなかにひしめく人間同士でストレスを互いに増幅させている。私の目にはそのように映ります。

これらにがんじがらめされた繊細な若者たちには、自然のなかに身を置き、五感をひらき、自然界とつながっていることを思い出すことが必要だと、私は考えています。まあ、実際にこれまでは効果があったのですが、きょうの若者たちは、どう感じてくれたでしょうか。

何人でも良いので、定期的に畑に来るようになると、見違えるように元気になってくれるのですが・・・。

2015年7月10日 (金)

11日ぶりのお日様

PhotoPhoto_2千葉県北西部は、10日の午後になって、ようやくお日様が射してきました。実に11日ぶりの日照です。午前中、まだ曇っている時間帯に、スイカとカボチャの写真を撮りました。5日の記事でアップした写真と大差ないように見えるかもしれませんが、実際に畑に立つと、かなりボリュームアップしているのがわかります。そして、今日の午後からの日照は、数日続くようなので、一気にスイカもカボチャも大きくなるでしょう。

今日の午前中は雨は降っていませんでしたから、今朝開花したスイカの雌花は、受粉している可能性が高く、全体ではそれなりの数が結実しているように思います。Haluのスイカの場合、結実してから熟すまで、一般の肥料栽培より早い気がするので、7月末には第一号が収穫できるかもしれません。

Photo_3カボチャは「これから」という感じです。いよいよこれから、ツルを長く伸ばし、葉を大きく広げていくタイミングのようです。あと数日後に一番果の結実が見られるように思います。

とにかく、太陽が見えるとほっとします。

2015年7月 6日 (月)

雑草に競り勝つ!?スイカの底力

今日も関東地方は雨が続いています。午前中、レインスーツを着込んで草刈りに出かけました。こんな雨模様でも、雑草類(とくにエノコログサ)の成長は油断がなりません。うっかりすると、すぐに野菜が埋もれてしまいます。とはいえ、通常なら雨の日の作業は中止です。今年、雨でも草刈り作業ができるのは、もちろん溝が冠水せず、土がぬかるんでいないからこそ。

ところで・・・

畑で信じられない光景を見ることになりました。なんと、エノコログサにヒゲを巻きつけ、なぎ倒しながら、スイカがツルを伸ばし、葉を大きく成長させているではありませんか。もちろん、草に負けているスイカもところどころありますが、ほとんどは草に競り勝っているように見えます。つまり、この雨模様の中、スイカが急速に成長しているということになります。

残念ながら写真はありません。雨なのでカメラを持っていなかったのと、たぶん撮影しても緑一色になってしまい、スイカと草の区別がつきにくいと思います。ですので、きょうの報告は記事のみでご容赦ください。

雨が降りだしたのは7月2日の夜です。それから4日間、雨が続いています。日照時間はもちろん「ゼロ」です。ここ数日、畑に行くたびに、何となくは感じていました。「スイカもカボチャも、ボリュームが増しているような」という感覚です。

そして、今日は確信しました。間違いなく、スイカもカボチャも、エノコログサに競り勝っています。

ただし、畑全体で考えると、スイカ約500株、カボチャ約300株。エノコログサはおそらくその数千倍はあるでしょう。いくらスイカやカボチャが競り勝つといっても、放っておけば「多勢に無勢」になる可能性が大きいと思います。(エノコログサも放っておくと、信じられないほど大きく成長しますので・・・)

そこで、気になるところだけは、鎌で草刈りしてきました。

それにしても自家採種4代目のスイカ、3代目のカボチャ。いったいどんな味の実をつけてくれるのでしょうか。

2015年7月 3日 (金)

やはり無事でした、千葉県北西部の大雨も

PhotoPhoto_2昨晩から今日の午前中にかけて、かなりの大雨となりました。まさにこの日のために準備(溝堀り)を重ねてきた畑です。お昼過ぎ、畑の見回りに行きました。すると、5年目にして初めて、大雨にびくともしない畑を目の当たりにしました。

地面の下のことは目に見えませんが、明らかに畑の質が変わっていることだけは分かります。まだ、今晩から明日にかけても雨は降り続くようですが、これなら大丈夫でしょう。

そして確信しました。この畑で大丈夫なら、日本中のどんな土地でも間違いなくHaluの技術が使える。そして、日本から世界に広がり、これから人類の食糧生産は、完全な無肥料栽培に移行していくでしょう。気の早い私は、はやく世界中の砂漠を耕作地に変えてみたいとイメージを膨らませています(さすがに話が飛び過ぎでしょうか・・・)。

*ちなみに右の写真ですが、雑草(おもにエノコログサ)ばかりに見えますが、1か月もすれば、スイカのツルと葉で覆われ、スイカの実がゴロゴロ転がっている風景に変わるでしょう(といっても、スイカの実は葉に隠れて見えないと思いますが)。お楽しみに。

庭のスイカ

21今日は1日雨の予報です。これから1週間、関東地方は大雨・長雨になりそうですね。畑の作業はお休みということで、自宅の庭にあるスイカをご紹介します。(写真は昨日の様子です)

庭の写真をアップするのは初めてです。というのも、畑のスイカよりも早く育っているので、なんだか気恥ずかしいといいますか・・・。ただ、種を播いた(というより、昨年食べきれずに庭に放っておいたスイカの種が発芽した)だけですが、畑よりも元気に育ってしまう。ようするに、自然界ではそれが普通のことなんですね。

畑のほうは、とても厄介な粘土で、水はけが悪いために、どんな野菜も育たない状態でした。それを溝掘りによって改良し、今年は何とか畑らしくなってきました。それでも、もともと水はけの良い家の庭のほうが、共生微生物がすでに繁殖していて、スイカの育ちも良い──ということなのでしょう。

狭い庭ですが、南向きなので日照は十分です。

もしも、庭でスイカを作るために肥料を入れていたら、こうはならないでしょう。たとえば、生ごみを堆肥化して投入するとか。あるいは化成肥料や鶏糞・牛糞とか。スイカのツルは伸び、葉も大きくなるかもしれませんが、病害虫が発生するでしょう。

あるいは、肥料の量が少なければ、まともに大きく育たない。そんな光景が浮かびます。

ちなみに、庭のスイカは元気いっぱいで、病気も虫食いもありません。さすがに住宅地なので、塀もあるし、隣家もあるし、日照は畑に劣ります。なので、もうすぐスイカの成長は畑のものに追い越されるでしょう。それでも、この庭のスイカは、いくつか大玉を実らせてくれるはずです。

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