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2015年6月 1日 (月)

「無農薬かどうか」は本質ではない!?

いま、農業・園芸の世界では、「無農薬の野菜が安全だ」という考え方が当たり前になりつつあります。家庭菜園をしている方の多くも、「私は農薬を使っていません」という方が増えているのではないかと思います。あるいは、農薬を使いたくないということで有機栽培の新規就農を目指している方もいらっしゃるでしょう。

一方、このブログで発信していることは、一般的な「無農薬」に対する考え方とは次元が異なっていることを、そろそろ明確に主張したいと思っています。このブログは、「無肥料栽培」について書いている場であって、「無農薬栽培」について書いている場ではありません。私は、野菜づくりに農薬を使いません。しかし、それは安全のためではありません。たんに「使う必要がないから」という理由で使わないのであって、「無農薬野菜」を意識しているわけではないのです。

今回の記事は、とても難しいニュアンスをお伝えしようと試みています。このことは、何度か記事で表現しようとしてきたのですが、感覚的なことなので、言葉だけでは伝わりにくいかもしれません。

実際、最近の私の記事では「無農薬」という言葉をなるべく使わないようにしています。この言葉を使うことによって、かえって誤解が解けなくなると思うからです。というのも、以下に質問を書きますので、試しに答えを考えてみてください。

「無農薬野菜は安全ですか?」
「農薬を使った野菜は危険ですか?」

この質問に対して、あなたはどのように答えますか? 実は、無農薬野菜を食べてアナフィラキシーショックで倒れる人がいます。→「無農薬野菜は安全とは言えません」。農薬を使った野菜を食べてピンピンしている人がいます(これはほとんどの人がそうですね)。→「農薬を使った野菜が危険とは言えません」。つまり、農薬が安全か危険かという議論は、そもそも感情的な要素が多く、科学的に白黒つけることができません。ですから、農薬についての議論は、‟本質から離れたピント外れの話である”と私は考えています(もちろん、私自身は以前、無農薬野菜が安全だと信じていました。いまは違います)。そこで提案です。「農薬が安全か危険か」という議論から、そろそろ卒業しませんか?

ここでの話は、「完全な無肥料」で美味しく、大きく、たくさん実る野菜づくりが可能であるか。また可能なら「どうすれば良いのか」に関心のある方を対象に発信しているお話です。(ちなみに、農薬など使わないのは、Haluの技術では当たり前の話なので、あえて言葉にするのがだんだん空しく感じてきています。そもそも肥料も農薬も必要ないのですから・・・)

今回の記事は、あえて「自分の思いを強調」して文章をつづっています。というのも、いま取り組んでいる畑の土壌改良のスピードが予想以上に早いからです。前回の記事でダイコンを収穫した写真をアップしましたが、もちろんそれは‟一部の現象”に過ぎません。

また、少し前に、スイカ、カボチャがウリハムシやワタアブラムシに食べられている話もアップしてありますが、その後の‟劇的な回復ぶり”を目の当たりにしています。かつて私自身が半信半疑で模索していた無肥料栽培について、いまは「絶対に間違いない」という確信に変化しています。その気持ちの変化に伴って、文章表現も‟より確かなもの”に変えていきたいと思っています。

肥料も何も使わず、ただ畑の形を整えるだけで野菜は育つ。(ここでいう無肥料という言葉は、堆肥はおろか、雑草も何も使いません。何も土に入れず、ただ種を播くだけです。もちろん、野菜のそばに‟マメ科植物を栽培する”というような変則的なワザも一切ありません)

いますぐに信じられなくても、今後、私の畑にたくさんの人が来ることを願っています。とくに、いまなら面白い光景に出会えます。「葦、スギナ」などといっしょにスイカやカボチャ、そしてジャガイモ、トウモロコシ、トマト、ニンジン、ダイコンが立派に育っているのですから。こんな面白い光景を見逃す手はありません。

おそらく、この光景は来年には見られないはずです。それほど土壌改良が急速に進んでいるため、葦もスギナもあっという間に消えてしまうでしょう。私自身も驚いているくらいです。同時に、「この水はけの悪い畑で、このスピードで改良できるなら、日本中のあらゆる場所で短期間で野菜ができるようになる」と、強い確信が身体中にわいてくるのです。

そのための具体的な技術がほぼ確立できたと思っています。

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