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2015年3月

2015年3月31日 (火)

動き始めました

20150329先週末から、ようやく動き始めました。写真は、新しく仲間として加わってくれるようになった大喜多敦さんです。

草刈り、ミズナの種まきと、初めて尽くしですが、これから一緒に新・自然農法Haluを実践していきます。大喜多さんは、ここでHaluを学び、ミャンマーを始めとする東南アジアで実践する夢を持っています。

さて、この畑は、私が手掛けたなかで、もっとも水はけが悪く、難しい場所です。しかし、どうすれば共生微生物が効果的に繁殖するようになるか明確になってきたため、今年こそ面白い結果になると思います。

(ところで、特許出願のことですが、現在も審査中です。詳細は、追って報告します。)

2015年3月10日 (火)

東日本大震災4年に思う

あれから4年経つのですね。歳をとると時間が早くなると言われますが、東日本大震災から、この4年間は随分と長かったように感じます。

4年前、私は茨城県つくば市の農業生産法人で修業中でした。といっても、退職直前で、現在の千葉県柏市に農地を借り、自分で有機農業を始める予定だったのです。ところが、あの地震によって、目標は大きく変わりました。

そうです、「自然農法(無肥料栽培)」への方向転換です。

思い返すと、恐ろしい1日でした。揺れが始まった瞬間、「これはでかい!」と叫んだのを覚えています。私は事務仕事をしていて、後ろには重いスチール製の棚がありました。とっさに、私は左隣に座っていた女性スタッフを守ろうと、女性の後ろにあるスチール棚を押さえていたのですが、私の後ろにあったスチール棚が私の後頭部を直撃しました。

机の上のものが、飛び跳ねていました。すぐに停電し、表に出ると、さらに恐さが増しました。大地の揺れを直に感じることほど恐ろしいものはありません。よく「この世の終わり」という表現を見かけますが、揺れ続ける大地に立ち、私はまさに「この世の終わり」という言葉を思い浮かべました。

あの日はどんより曇った天気で、午後3時だというのに、とても薄暗く、不安がいっそうかき立てられました。

それから何日も、日本は物流が止まり、農業すらも業務が停滞しました。野菜は目の前にあるのに、運ぶ手段がありません。震災後の1週間、私は自分の将来、日本の将来、世界の将来を考えていました。

ただでさえ食糧自給率の低い日本で、このまま物流に頼る農業で良いのだろうか? 海外からの輸入にたよる肥料(リン鉱石やカリウム鉱石など)を使った農業で、本当に良いのだろうか ? 毎日たくさんの餓死者を出す途上国を含め、新しい農業が必要なのではないのだろうか?

そう考え始めたら、化学肥料はもとより、たとえ有機肥料であっても、もはや肥料を使う農業をする気持ちにはなれませんでした。「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんの取り組みを思い出し、やれるだけやってみよう、と決めました。

もともと取材が仕事だった私は、自然農法の実践者に直接話を聞いたり、丹念に書物を読んだりして、見よう見まねで始めました。しかし、失敗を繰り返しました。4年という時間をかけ、ようやく光が見え始めたこの頃です。

しかしまだ、いまの日本では「自然農法」という言葉に、どこか神秘主義的な雰囲気が漂っています。つまり、科学的に表現されていません。自然農法を実践する人たちが発信する情報では、「土の力」とか「種の力」という表現がいまだに主流です。

そこで、私は今年から、完全な無肥料栽培を徹底的に科学の目と言葉で考え、表現していこうと考えています。具体的には、この春から、無肥料栽培Haluの農業塾を開こうと準備を進めています。

もちろん、いままでもブログで持論を展開していたわけですが、これからは、これまでのノウハウを凝縮し、関心をもってくれる仲間と直接コミュニケーションをはかり、抜群に美味しい野菜を作っていきます。できれば、スポンサーも探し、より大きく展開できれば良いと思っています。

2015年3月 2日 (月)

新しい仲間とともに

間もなく啓蟄ですね。露地栽培一本なので、冬の間は小休止でしたが、いよいよ畑の作業を始める季節になりました。

さて、今年は、ミャンマーから無肥料栽培Halu(ハル)を学びに、新しい仲間がやってきます。といっても、日本の男性で、現在、ミャンマーで仕事をしています。ミャンマーは、民主化して間もない国で、先進国からは将来有望な市場として注目され、様々な資本が投下されています。そのミャンマーにも、肥料や農薬をごっそり使う現代農業の技術が入っているようです。しかし、田畑が急速に荒れていく現状を見て、その男性は「これではいかん」と思い、新しい農業技術を探していたのですが、インターネットでHaluの情報にたどり着いたそうです。

一念発起し、帰国して、私のもとでHaluの技術を身に付け、ミャンマーや周辺のアジア諸国に完全無肥料栽培の農業を広げてゆきたいと夢を描いています。頼もしい仲間になってくれそうです。

実際に作業を始めたら、あらためてご紹介します。また今年は、自然農法塾も開講したいと考えていて、より多くの人にHaluを体験していただくつもりです。

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