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2014年8月16日 (土)

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PhotoPhoto_2畑で作業している姿は、自分で見ることはできません。先日、スイカ、カボチャを持っているポーズ写真を家族に撮影してもらいました。やや表情が硬い感じもしますが、確かにスイカとカボチャを抱えている自分の姿です。本当にここまで来られたのだと実感し、感謝の念にたえません。

メロンは大雨の大被害を受けましたが、スイカ、カボチャは来年に向けて良い結果が出たと思います。

今年、いろいろな方が畑に来てくださいました。そして、大変興味深いことがありました。それは、価値観の変化です。

自然農法とか、無肥料栽培とか、言葉ではいくらでも表現できます。けれども、それを五感で理解してもらうことは至難の業です。私自身は、とても多くの人に「肥料や農薬はおろか、雑草も漉き込まないし、微生物資材も使っていません」といったことを言葉にして、何度も伝えてきました。

けれども、それが「伝わった」という実感を持てずにいました。どんなに言葉を尽くしても、ほとんどの人は、完全な無肥料栽培を信じることはできないのです。肥料(もしくは土壌中の養分)で農作物を作るという固定観念は、おそらく私の想像を超えるほど強固なものなのです。

ところが、今年の畑を見た方々は、同じようなことをおっしゃいます。「いままで肥料を使っていた農業って何なの?」という疑問です。あるいは「水や肥料が必要だと学校で教わってきたことって何なの?」という疑問です。本当に何も使わず野菜ができるなら、確かに肥料は必要ありません。もちろん、使っても構わないのですが、使わずにできるものを、わざわざ使う必然性がありません。

もっとも、そもそも私自身が自分の畑を見て、ようやく実感できたことです。つい最近までは、「畑をどうやって肥沃にしていくか」に、強くとらわれていましたから。

1畝に数十個のスイカが成っている様子を自分の目で見ると、しかも、病虫害のないスイカを目の当たりにして、価値観の土台が崩れるのだと思います。同時に、偏った価値観から解放される喜びを、みなさん味わっているように見えます。

農業の世界では、肥料をうまく使って健康で美味しい野菜をつくる農家もいます。私から見れば神業の持ち主です。しかし、それは私の目指すところではありません。肥料や農薬というコストをかけず、どんな土地でも農作物ができる。そのことによって、食の不安をなくすこと。それが目標です。

世界中に食べ物があふれる社会は、きっと実現できる信じています。

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