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2014年8月 7日 (木)

現代農法の相違点(一部修正)

Photo前々回に書いた「現代農法の相違点」について修正しました。項目も1つ増やしました。前回の表を眺めていて、複数ある「自然農法」の考え方について、1つの視点でだけ表現してしまったため、現状を正しく表していないと感じました。

自然農法(自然栽培)は、じつに多くの実践者がいます。プロ農家もいれば、家庭菜園をたしなむ愛好家もいます。どう考えても「有機農法」だと思われる栽培方法なのに「自然農法」と表現する実践者もいます。

もちろん、どれかを排除するつもりはなく、なるべく偏りがないように区分しないといけません。そこで、もう少し詳しく分類してみました。

追加項目は「植物が育つ理由」です。別の表現をすると「植物が育つ仕組み」です。なかでも、自然農法については、柱となる考え方が2つあります。1つは「微生物の死骸が養分となって土壌が肥沃化すること、それと植物の力」。もう1つは「土の力と植物の力」です。同じではないかと言われそうですが、全く違います。というのも、後者は微生物の存在を考慮していないからです。

たとえば、奇跡のリンゴをつくる青森県の木村秋則さんが責任編集者となっている「木村秋則と自然栽培の世界」(日本経済新聞社)では、はっきり微生物の死骸が養分化すると書かれています。そして植物の持つ力が大きいとも。

一方、自然農法の先駆者である岡田茂吉さんの理論を基にした自然農法は、微生物の存在を考慮せず、「土の力」で通しています。もちろん、植物の力も重視しています。

上記のどちらも自然農法(自然栽培)と呼ばれています。けれども、私の畑で起きていることは、そのどちらとも違うのです。微生物の死骸が養分となるのではなく、生きた微生物が植物の養分を放出している、と考えているのです。もちろん、植物の力も大きいと思います。連作するほどに品質が良くなっていきますから。

そして、このように並べてみると、栽培方法がそれぞれ全く違ってくることに気づきます。このブログでも、順を追って明らかにしていこうと考えています。



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コメント

私は拮抗微生物を意識して資材を使います。
早く言えば土壌の調整ですが
炭、木酢、バッドグアノなどを植物を観察しながら投入する事により農薬を使わないで済みます。
つまり、微生物の良い環境を作る訳です。
そうしてると本当の自然栽培が可能になってくるのではないかしら?

こんにちは。コメントありがとうございます。

自然栽培の定義がないので何とも表現が難しいのですが、私の場合は、さまざまな実践者の話を聞いたり、本を読んだり、サイトを見たりして、「資材」全般を試し、すべて失敗しました。そのため、2年前から、何も畑に入れないことを前提にすべてを組み立て直しました。

会社のサイトでご紹介していますが、4億年前のデボン紀に、植物は海から陸上に進出しました。その当時、植物は微生物と共生して繁殖する道をたどってきたことが、化石の調査で明らかになっています。

その当時の微生物が働ける環境を作りさえすれば、野菜は何でも育つと考えているわけですが、その環境とは、畑をある一定の形に整えるという手法です。

そして、いま畑でスイカやカボチャと共生している微生物は、大気中の常在菌をそのまま活用しているわけですので、人間が何らかの資材を入れる必要がない、と私は考えているところです。ちなみに、いま仲間といっしょに、この栽培方法の新しい名前を考えています。(^^)

そんな感じなので、このごろは、「自然農法」とか「自然栽培」という概念から私自身は距離が開いてきている感覚なのです。ブログの名称も変える時期なのかもしれませんね。

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