地主さんの驚き
今朝、今年メインで作付している畑に地主さんがいらっしゃいました。なんせ、4年目にして初めて本格的に作付している畑です。写真左は4月13日に播いたスイカで、最も成長が早い株です。右の写真は、2番手ぐらいですが、親ヅルが元気に伸びています。
また、5月3日に播いたスイカも、発芽がそろっていて、気持ちよく成長しています。その様子を見て地主さんが2度、驚きの声を上げました。
「えっ? 種播いたの? 苗を植えたのかと思ったよ」
一般には、成長具合をそろえるために、どの農家も苗を植えます。そして・・・
「ええっ? 5月3日に播いたの? まだ1か月か。(成長が)早いね!」
実は私も「これ、育つの早くないか?」と感じてはいましたが、ベテラン農家の地主さんが驚くくらいだから、よほど早いのでしょうね。
自然農法を実践しているかたは、「自然農法の野菜は、先に十分根を張るまで地上部が大きくならない」と共通しておっしゃっています。つまり、初期生育が悪いのが特徴であると。しかし、私の畑では、異なる光景が広がっています。
おそらく決め手は、発芽した瞬間に、「創造型微生物群」とうまく共生関係を結べるかどうかだと考えています。強い共生関係が結ばれると、たとえ双葉であっても、光合成でつくったブドウ糖を根から放出し、創造型微生物が直ちにアミノ酸やビタミン類をお返しするので、初期生育は決して悪くないのだと推測されます。
それどころか、肥料栽培をしている地主さんが驚くくらいの成長スピードですから、これは面白いことになりそうです。さて、もっとも土壌改良が遅れている畑では、5月18日に播いたメロンの本葉がしっかり出ていました(写真下段)。すでに2枚目の本葉も出かかっています。隣の畝に播いたスイカよりも、メロンのほうが元気が良い気がします。これからの成長具合をしっかり見守ります。
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