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2014年6月

2014年6月30日 (月)

自然農法の畑の実際

13「創造型微生物」という考え方をもとに仮説を立て、現在も検証中ですが、畑の様子を見る限り、やはり仮説は的を射ているように感じています。

まずは定点観測しているスイカの写真です。着果13日目。長雨による日照不足で、ゆっくりと大きくなっています。

ところで、畑全体を見渡すと、ウリハムシが随分と増えています。スイカもメロンも、食害がかなり目につくようになりました(といっても、冷静に見ると株全体の1~2割の葉っぱが食われているだけですが)。実際には新しい葉が次々と生えてきているので、実害はありません。写真2段目左のように、スイカの葉っぱで交尾しているウリハムシは、どんどん数を増やしています。このほか、カメムシもスイカのつるにしがみついて、体液をチューチュー吸っています。しかし、写真右のように、同じスイカの葉っぱにたくさんのクモが糸を張り、いろいろな虫を狙ってもいます。(もちろん、糸を張らないクモもたくさんいて、畑中をパトロールしてくれています)

PhotoPhoto_2そう考えると、いわゆる害虫と呼ばれるウリハムシやアブラムシ(ワタアブラムシ)、カメムシも、全体の生態系の一部であって、むしろ「虫の存在によって、健康な野菜が生き残る」のだと思います。

さて、一番問題になっている水はけの悪い畑の様子を見てみましょう。5月18日に播いたメロンは雄花が咲き始めました(写真3段目)。しかし、よく見ると、葉っぱがうどんこ病にかかっています。おそらく、長雨によってメロンの体力が落ちていることが原因だと思います。しかし、それも自然の摂理です。

Photo_3実際には、メロンはしぶとくツルを伸ばし、新しい葉っぱを広げてもいます。梅雨が明け、創造型微生物が増えてくれれば、体力は回復し、順調に生育してくれるはずです。逆に長雨が続き、メロンの体力がさらに落ち込めば、うどんこ病に飲み込まれるかもしれません。そこをじっくり見極めなければいけません。(もちろん、防除は一切しません。逆に、肥料栽培では、うどんこ病が一気に畑全体に広がるため、どうしても農薬が必要になります)

ただ、すべてのメロンにうどんこ病が広がっているわけではありません。全体から見れば、まだごく一部の出来事です。むしろ、これだけの長雨、大雨のなか、よくぞ耐えていると思います。それこそが自然農法のすごいところです。
 


 


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東京五輪の選手に自然農法の食事を

52612関東地方は、あいにくの長雨になっています。それでもスイカ、メロンが順調に生育する姿を見ていると、次の展開が頭にふつふつと浮かんできます。

6年後の2020年、東京オリンピックに参加する選手村で、選手全員に自然農法で作ったご飯やパン、野菜、肉類を提供できたらいいなと。お米は、提携農家の坂本さんにお願いすれば何とかなると思いますが、小麦や野菜はこれからです。まして、自然農法の飼料で育てた肉類となると、現時点では見当もつきません。

まだ時間はありますから、これからネットワークを作っていきたいと、漠然とですが考えています。とても不思議な感覚ですが、私の頭の中では、「農業で肥料を使う」という意識、知識がすっかりなくなっているようです。きっと、スイカとメロンが元気に育ってくれているからだと思います。

*写真はスイカ12日目(4月13日播種)と、メロン(5月26日播種)です。梅雨明けが待ち遠しいところです。

 
 


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2014年6月26日 (木)

自然農法の定義について

9農業は、とても魅力のある仕事だと思います。ところが、現実の農家は高齢化と後継者不足に悩まされています。一方。新規就農を希望する人は多いのに、農業に関するいろいろな情報を集めるほどに混乱します。私は、「そろそろ、だれにでも理解でき、実践できる農業があっても良いのではないか」と考えています。

親戚に農家はいない。農学の知識もない。お金もない。けれども農業がしたい。

私自身がそんな人間でした。

畑を始めてから最大の壁になったのは、「農家の数だけ農法がある」という現状でした。なぜこんな事態が起きるのでしょうか。最近になって、ようやく理由がわかりました。それは「再現性」が極端に低いからです。

STAP細胞の一連の報道でにわかに使われるようになった「再現性」こそ、とても重要な問題です。少なくとも「農法」と名乗るからには、だれにでも、どこでも再現できる技術でなければいけません。それなのに、「農業は、100人の農家がいると、100の農法がある」という表現をあちらこちらで見かけます。

それはつまり、そもそも農業界に「農法」なるものが存在せず、実践者が個人の努力と能力で農業をしているというだけの話なのです。

「化学肥料と農薬を使えば、だれでも作物はできる。これは再現性が高いということではないか」と反論されそうですが、それは誤りだと思います。化学肥料を使って土壌が壊れ、病害虫を防ぐために、より強力な農薬の開発、あるいは病害虫に強い遺伝子組み換え技術の研究があってこその技術です。同じ農薬を使い続けることができず、また連作もできません。私自身は、これを「農法」と呼ぶには大きな抵抗があります。

化学肥料をや農薬を使う慣行栽培はさておいて、「自然農法」という言葉について、そろそろ明確な定義があっても良いと考えています。そこで、「再現性」という観点から、試案をまとめました。とてもシンプルなものです。

自然農法の定義案
1. 毎年同じ方法で作物ができる。
2. 連作ができる。

補足
*どんな肥料を使っても良い⇒実際に肥料を使えば防除が必要になり、連作障害が出るでしょう。(私は肥料も緑肥も雑草さえも、一切使っていません。)
*耕起でも不耕起でも良い⇒農業(耕起)を目指すか、自給自足(不耕起)を目指すかという生き方の問題だと考えています。(私は大量に作付する目的で耕しています。草刈りもします。)
*上記2項目を満たすためには、必然的に無肥料栽培に向かって収束すると思われます。
以上

ざっとこんな感じです。これくらい単純に定義される技術であれば、だれでも自然農法で新規就農が可能になるでしょう。たとえば、有機肥料を使いながら「自然農法」と自称する農家もいますが、毎年同じ有機肥料を使い、連作できるなら、それを自然農法と読んで差支えないと思います。つまり、「再現性」が確保されているからです。

私は、自然農法を目指す人に対して、このメッセージを大きな声で伝えたいと思うのです。

「自然農法は、世界中のどこでも、だれにでもできる農業技術です」と。

今年、スイカとメロンが量産できたら、その段階で「農業ビジネスに結び付く自然農法の実践方法」を具体的にまとめようと考えています。

*写真は、今朝のスイカの様子です。着果9日目。昨日は、瞬間的に大量の雨が降ったため、泥が跳ねてスイカやメロンが泥だらけになっていました。病気が心配ですが、なんとか耐えてくれるよう祈っています。

 
 


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2014年6月24日 (火)

畑に養分はありません

Photo畑を見ていると、自然農法と肥料農法(有機農法や慣行農法)は、決定的に異なるものだと実感します。今年は、土壌改良中の畑にスイカとメロンを作付しており、やや生育にばらつきがあるものの、ほぼ満足のいく経過をたどっています。(ここでいう自然農法は、堆肥や緑肥も使わず、雑草も土の中に漉き込まない農法を指します)

ある程度野菜が育っている光景を見ると、「畑の中に養分がある」と解釈するのが常識だと思いますが、この畑に養分はありません。いかに土壌微生物と共生関係を結ぶかに、すべてがかかっています。

適切かどうかわかりませんが、オーケストラに例えてストーリーを考えてみました。

微生物を楽器演奏者に見立てます。彼らは、土壌のミネラルを集めるのが得意なカビや、空気中の窒素からアミノ酸やビタミンをつくるバクテリアなど、得意な楽器がそれぞれ異なります。それらが集まってオーケストラを結成します。

その名も「スイカ管弦楽団」。スイカ交響曲の演奏を得意とする集団です。もちろん、彼らの雇い主はスイカです。スイカは給料としてブドウ糖を配給し、楽団員は美しいハーモニー(アミノ酸やミネラル)を雇い主に届けます。(野菜によって、良好な共生関係ができる微生物集団は微妙に異なると考えられます)

スイカは、発芽と同時に、わずかですが光合成によってブドウ糖をつくります。そのうち半分を「給料」として楽団員に支払います。最初は双葉だけで光合成するので、作られるブドウ糖もごくわずか。払える給料も高が知れています。

ただ、このときの楽団員の人数は最低限で良いのです。たとえ小さな音であっても、スイカ交響曲の美しいハーモニーを届ければ、スイカは元気になってどんどん大きくなります。すると、光合成が活発になって、根っこから放出するブドウ糖、つまり給料がアップします。

楽団員は、給料が増えるたびに家族を増やし、奏でるスイカ交響曲は、音量も上がり、ハーモニーの質にさらに磨きがかかります。雇い主のスイカは、ますますご機嫌になって大きくなるのです。

とにかく、楽団員の増え方は「ネズミ算」どころではありません。畑の場合、微生物は10時間で倍に増えるといいます。ということは、10日もすれば、なんと1,600万倍にもなります。

いかがでしょうか。畑に養分が不要だという根拠は、微生物の圧倒的な繁殖力なのです。ただし、微生物が増えやすい「畑の構造」があります。これまでの3年間、ひたすら「どうすればオーケストラの団員が増えてくれるか」ということだけを念頭に、畑の形を研究し、ようやくひとつの答えにたどり着きました。

詳細はこのブログや、今年の新春にまとめたレポートに詳しくまとめましたが、この夏のスイカやメロンの成長具合を見ていると、この仮説はほぼ間違いないと考えています。日本では、無肥料栽培でLサイズ(6~7㎏)以上の大玉スイカを大量生産できる農家はいないようです。その第一号を目指して頑張ろうと思います。

*写真は、4月13日に種を直播きし、一番初めに着果したスイカの実です(着果7日目)。ほかの株にも次々と着果しています。

 
 


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2014年6月18日 (水)

スイカの実がつき始めました

53413先日、初めての雌花と人口授粉の話をアップしましたが、その雌花はすぐに消滅してしまいました。ところが、すぐにたくさんの株で雄花が咲き始め、今朝は雌花もあちこちに見つけました。なかには着果した実もありました。写真左は、4月13日播種のスイカで、実の直径は1㎝ほどです。順調に育てば、1日に1㎝ずつ大きくなります。

写真右は5月3日播種のスイカで、早くも雌花を咲かせた株があります。

Photo526ここ数日の晴天続きで、メロンのほうも順調に育っています。写真は5月26日に播種したメロンです。午前6時ごろの様子ですが、葉の周りに水滴をたくさんつけています。「葉水」といって、地中の余分な水を吸い上げ、外に出すのだそうです。つまり、しっかり根付いている証拠でもあるようです。畝全体のメロンが良く育っていることがわかります。

畑に10株ほど植えてあるカボチャも元気です。ツルも勢いよく伸び始め、大きな花を次々に咲かせています。今年の梅雨をうまく乗り切ってくれるよう祈っています。
Photo_2Photo_3

 
 


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2014年6月14日 (土)

スイカの雌花

Photo今朝、畑の草刈りに出かけると、スイカの雌花をひとつ見つけました。昨年は、最初に雌花が咲いたのは7月13日ですから、ちょうど1か月早い計算です。とはいえ、周りを見ると雄花がありません。これでは、いくらミツバチが来てくれても受粉できません。

通常、雄花がいくつか咲いて、タイミングよく雌花が咲きます。ところが、先日の長雨の影響なのでしょうか、泥がたくさん跳ねていたりして、雄花が咲いていないのです。

ほかの株をすべて見ましたが、午前6時現在、雄花はひとつもありませんでした。しかたなく、今回の受粉はあきらめて、草刈りしました。

さて、午前8時をまわり、作業を終わらせようとすると、たった1輪、雄花が咲いているではありませんか。そこで、雄花を摘み、初めて人工授粉を試みました。

私は、これまで人工授粉をしたことがありませんし、今後も自然に受粉するのに任せるつもりでいます。今回は、一度は体験してみたいという気持ちがあって、雄花を雌花に合わせて、授粉してみました。

これで実が成るのかどうかは不明ですが、明日からの観察が楽しみです。

 
 


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2014年6月13日 (金)

田植え始まる

Photo2自然農法のお米を作っている茨城県稲敷市の生産者仲間をご紹介します。坂本欣也さんといいます。坂本さんの作ったお米は、私の会社でも取り扱っており、少しずつファンも増えています。

さて、坂本さんのところで、きょうから田植えが始まり、見学に行ってきました。

稲作については、ほとんど知識がなく、とても新鮮でした。坂本さんによると、肥料や農薬を使う慣行栽培と手順や生育状態が異なるとのことで、周囲の農家さんより、かなり遅いスタートです。

Photo_2「あとから(成長が)追いつくから、いまの時期に田植えしてちょうどいいのです」と坂本さんはおっしゃいます。いまから作付したお米は、9月下旬に収穫できるそうです。

平成10年に慣行栽培から無肥料栽培に切り替えて、今年で16年になります。すごいと思ったのは、田植えしたあとは、雑草もほとんど伸びないため、除草する必要がなく、収穫まで何もしないのだということです。

まさに究極の技ですね。

このあとの生育状況は、時折アップしたいと思います。

 
 


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2014年6月12日 (木)

長雨と強風

2Photo昨年と打って変わって、今年は大量の雨に驚いています。それに、あまり目立っていませんが、時折吹く強風も怖い存在です。スイカやメロンが前後左右に煽られて、茎の根元を痛めてしまいます。

小雨模様の今朝、畑に行くと、スイカ、メロンが歯を食いしばって耐えているように見えました。(もっとも、そう見えるのは私自身の心の問題だと思いますが・・・)

5月26日に播いたメロンは、順調に育っているように見えます(写真上段)。最近は曇りがちなので、やや徒長している気がしますが、問題ないでしょう。ただ、風に煽られて倒れている苗もありましたので、なんだかんだと心配のタネは尽きません。Photo_2

本葉が出てきて間もないスイカの苗の脇に、白いキノコが生えていました。キノコの知識がない私には、「きれいなキノコだな」くらしいか判断できません。ただ、キノコが生える環境なら、スイカにとって問題ない環境である証拠だと考えています。

今週末からしばらく天候が回復するようですから、そこで野菜たちにも一息ついてもらいたいと思います。とにかく今年の天気は、露地栽培している全国の農家さんには厳しいものであると思います。

 
 


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2014年6月10日 (火)

プランタープロジェクト(その2)

Photo_2「プランターで大玉スイカをつくろうプロジェクト」の続報です。茨城県つくば市の筑波山の山小屋で実験をされているO氏から。その後、本葉が出てきた様子を写真で送ってくださいました。

5月中旬に発芽したものですが、ややゆっくりながら、順調に育っている気がします。畑と違い、山小屋の脇ですから、どうしても日照時間が限られてきます。これがプランター栽培の難しいところでしょう。

今回は、もっと日当たりの良い場所があるそうなので、そこにプランターを移動して観察することになりました。

プロジェクトに参加された他の方から発芽したというニュースを受けていませんので、4月に播いた種は、だめだったのかもしれません。

やはり、プランター栽培には、しっかり気温が上がってから種を播くのが良い、ということを学ぶことができました。

 
 


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スイカの雄花

53Photo今朝、スイカの雄花を見つけました(写真左)。4月13日に播いたものです。親ヅルのほか子ヅル2本が伸び始めています。先日の大雨など何もなかったように元気に伸びています。

5月3日に播いたスイカも、ほとんどが親ヅルをのばし始めています(写真右)。まだ梅雨に入ったばかりですから、大雨や強風は心配ですが、彼らのたくましい姿を見ると、一喜一憂する私自身が恥ずかしくなります。

とにかく、まずは大雨を乗り切ってくれてありがたい気持ちでいっぱいです。

 
 


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2014年6月 8日 (日)

見学会

Photoきょう、畑のミニ見学会を開きました。ここ数日の大雨の後ですが、以前から入っていたスケジュールでもありますし、畑の最悪のコンディションをご覧いただくのも良いかと思い、決行しました。

さて、今年メインでスイカとメロンの作付をしている畑のほうは、なんと水がほとんどはけて、スイカ、メロンともに元気でした。ただ、土壌改良が遅れているもう一つの畑では、まだ水が引かず、予断を許さない状況でした。

見学された方のなかに、千葉県内でスーパーを経営されているご夫婦もいらっしゃり、スイカ、メロンが収穫できたときは、取り扱っていただけることになりました。

なにより、様々な虫がいて、病気のない元気なスイカやメロンがあって、そんな不思議な空間を体験して、見学にいらっしゃったみなさんの笑顔が見られて、私自身がとても幸せな気持ちになれました。感謝、感謝です。

 
 


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2014年6月 7日 (土)

大雨の試練

2Photoついに来ました。覚悟はしていましたが、関東地方にも大雨の試練がやってきました。6月6日から7日にかけての降水量は150mmになり、千葉県の平年の6月1か月分を上回ってしまったそうです。

今朝、明るくなってすぐに軽トラに飛び乗り、畑の巡回に行きました。その光景に、言葉を失いました。まず、今年メインで作付している畑の写真(上段)です。ぎりぎりスイカの苗は水没していないものの、すべての溝が冠水していました。

もともと水はけの悪い畑ではありましたが、土壌改良はある程度すすみ、「そう簡単には冠水しないだろう」と考えていましたが、150mmの雨には抵抗できなかったようです。さらに・・・

Photo_22_2もう一つの畑も悲惨な状態でした。写真(下段)左は、右がスイカ、左がメロンの畝で、とくにメロンが順調に発芽していたところです。溝が目いっぱい冠水しています。そして、右の写真は、別の場所に2畝立てて、6月5日に播種したばかりの場所です。

水没すると、せっかく創造型微生物が増えても、1日で窒息死してしまいます。頼みの綱は、「超高畝」の最上部に生き残った微生物たちが挽回してくれるかどうかだと考えています。たとえば畑の微生物(バクテリア)は、10時間に1回細胞分裂するそうです。10日でなんと1,600万倍に増えます。

スイカとメロンの苗がダメージを受ける前に、とにかく早く雨が止んで、水がはけてくれなくては手の打ちようもありません。ここは祈るばかりです。

 
 


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2014年6月 4日 (水)

スイカにウリハムシの被害・・・なし

53413大玉スイカは順調に生育しています。写真左は4月13日播種。こちらは子ヅルも伸び始めています。右は5月3日播種。発芽がそろっているだけでなく、本葉も6枚目が出てきています。数日で親ヅルがグンと伸び始めるでしょう。

さて、気になるウリハムシの被害ですが、スイカにはほとんどありません。「ほとんど」というのは、20株に1株くらい、「おや、少し食べられているな」と思う小さな穴が開いている程度です。ほかはきれいなものです。

PhotoPhoto_2ウリハムシがいないのかというと、そんなことはありません。自家採種2代目のカボチャに、しっかりウリハムシがたかっています。(下段写真左) といっても、まったく食べられていないカボチャもあります。(下段写真右) やはり、これが自然農法の威力なのだとしか考えようがありません。

ちなみに、ウリハムシに食べられているカボチャですが、ここまで成長すると、あとは爆発的にツルを伸ばし、大きな葉をいくつも広げてきます。食害はまったく心配ありません。

「健康な野菜」とは、こういうものを指すのだと、今年は特に感じています。

 
 


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2014年6月 3日 (火)

地主さんの驚き

2_2Photo今朝、今年メインで作付している畑に地主さんがいらっしゃいました。なんせ、4年目にして初めて本格的に作付している畑です。写真左は4月13日に播いたスイカで、最も成長が早い株です。右の写真は、2番手ぐらいですが、親ヅルが元気に伸びています。

また、5月3日に播いたスイカも、発芽がそろっていて、気持ちよく成長しています。その様子を見て地主さんが2度、驚きの声を上げました。

「えっ? 種播いたの? 苗を植えたのかと思ったよ」

一般には、成長具合をそろえるために、どの農家も苗を植えます。そして・・・

「ええっ? 5月3日に播いたの? まだ1か月か。(成長が)早いね!」

実は私も「これ、育つの早くないか?」と感じてはいましたが、ベテラン農家の地主さんが驚くくらいだから、よほど早いのでしょうね。

自然農法を実践しているかたは、「自然農法の野菜は、先に十分根を張るまで地上部が大きくならない」と共通しておっしゃっています。つまり、初期生育が悪いのが特徴であると。しかし、私の畑では、異なる光景が広がっています。

おそらく決め手は、発芽した瞬間に、「創造型微生物群」とうまく共生関係を結べるかどうかだと考えています。強い共生関係が結ばれると、たとえ双葉であっても、光合成でつくったブドウ糖を根から放出し、創造型微生物が直ちにアミノ酸やビタミン類をお返しするので、初期生育は決して悪くないのだと推測されます。

それどころか、肥料栽培をしている地主さんが驚くくらいの成長スピードですから、これは面白いことになりそうです。

Photo_3さて、もっとも土壌改良が遅れている畑では、5月18日に播いたメロンの本葉がしっかり出ていました(写真下段)。すでに2枚目の本葉も出かかっています。隣の畝に播いたスイカよりも、メロンのほうが元気が良い気がします。これからの成長具合をしっかり見守ります。

 
 


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2014年6月 1日 (日)

堆肥は使いません

413今年も異常な暑さになってきました。けれども、今年はマルチを使っていますから、保湿は万全だと思います。4月13日に播いたスイカは、親ヅルが伸びてきました。5月3日に播いたスイカも順調です。

スイカのたくましい姿を見ると、「野菜づくりには(植物系の)堆肥すら必要ない」ということを、あらためて実感します。この畑は、20年以上前に田んぼにするために埋め立てられたものです。ところが、そのまま20年以上放置され、葦原になっていました。

写真だけ見ると、「肥沃な畑」と受け取られるかもしれません。けれども、この畑には養分はありません。2年前から、土壌改良のために「超高畝」にし、「アルファルファ」を栽培していますが、成長したアルファルファや雑草を土に漉き込むことはしません。刈り取って溝に落とすだけです。

養分のない畑でスイカがたくましく成長する理由は、「創造型微生物」との共生関係があるからです。この一年ほどは「仮説」にすぎませんでしたが、いまでは「ほぼ確信」に変わってきています。

4132_2その証拠に、というほどではありませんが、同じ畝に播いたスイカでも、親ヅルが伸びた株があるかと思えば、隣の株は小さな本葉が1枚出てきた段階で成長が止まっていて、生育にばらつきが見られます。微生物相にばらつきがあるからです。逆に、「多様な微生物がたくさんいそうだ」と感じる畝では、スイカの生育は均一で、しかもすべて順調です。

もちろん、2か月後にしっかりしたスイカやメロンができなければ、「これまで書いてきたことは全て錯覚だった」という結論になります。しかし、そうはならないと思います。畑の野菜たちが、とても元気そうに見えるからです。

とにかく、今後の栽培管理に全力を注ぎます。

 
 


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