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2014年5月27日 (火)

スイカの連作と自家採種

2 Photo_2 スイカは連作を極端に嫌うと言われています。また、スイカは多種多量の農薬が必要だと言われています。そのため、無農薬・低農薬のスイカを作れる農家は少なく、商品も高値で販売されているようです。

家庭菜園で数株を栽培する場合には、連作や農薬など問題にならないかもしれませんが、1か所の畑で集中的に、大量に栽培するとなると、病害虫には神経質にならざるを得ません。

といっても、完全無肥料の自然農法には、農薬を使うという発想がそもそもありません。病害虫が発生したとしても、それは「野菜が不健康である証拠」とみなし、すべてを受け止めることが第一です。

【連作について】
まず連作についてですが、スイカを例にご紹介します。上段左の写真は、2012年に収穫したものです。購入した種を使い、たった1個だけ生き残ったスイカです。成長途中の写真がないのですが、ツルも葉っぱも、なんだか弱々しく感じました。収穫したスイカは、直径が手のひらほどで、「小玉サイズ」です。食べてみると、自然な甘さが印象的でした。

種を採り、2013年に同じ畑に播きました。そして収穫したのが右の写真です。6.2㎏の大玉が見事に成りました。ツルや葉の勢いも旺盛でした。食べてみると、皮まで甘く、581粒の種も採れました。それを今年播いています。

自然農法は、連作するほどに品質が向上する──これが基本のようです。昨年秋、自然農法成田生産組合の肥沼一郎組合長にお話をうかがったときも、同じことをおっしゃっていました。肥沼さんのつくるニンジンの自家採種歴は20年ですから、私など遠く及ばないのですが、大玉スイカでそのことを証明したいと思います。

【病害虫について】
私の場合、畑を開いて3年になりますが、野菜が病気にかかったという場面はほとんど見たことがありません(昨年、メロンでうどんこ病が一部に見られました)。ただし、虫食いはよく見かけます。どの野菜も、虫食いがゼロになることはありません。といっても、無視して良いほどしか被害はありません。

どの野菜にも、それを好む虫がいるようです。ところが、クモやらテントウムシ、アリといったハンターがやたらに多いので、大量に繁殖することができないようです。

1 もう一点、野菜自体の防衛策もあるようです。写真は、2013年に大玉スイカを実らせた株の初期の様子です。本葉が5、6枚になったころ、天敵であるウリハムシの攻勢に遭いました。この様子を見て、「これはダメかもしれない」と思ったのを覚えています。

ところが、数日のうちに元気な葉が次々と出てきて、ウリハムシもどこかへ行ってしまったようです。ウリハムシの嫌う成分を自分で合成しているとも言われています。さて、今年はその子孫である3代目の種を播いているわけですが、すべての種が強いかどうかは不明です。遺伝子の異常であったり、微生物との共生関係がうまくいかなかったりして、ウリハムシにやられてしまうものが出てくるかもしれません。それでも、多くの種が、より大きく、美味しいスイカを成らせてくれるものと思います。

ちなみに、スイカの近くに植えたカボチャも順調に育っています。これは自然農法2代目の種を播いたもので、昨日、ウリハムシがいました。ただ、あまり食が進んでいないように見えました。また、スイカのほうは、まだ1株もウリハムシに食べられていません。耐えるのか、やられてしまうのか、じっくり見守っていこうと思います。

追記 スイカは、トウガンなどで接ぎ木した苗をホームセンターや園芸店で見かけます。しかし、病害虫の発生がない自然農法の場合、接ぎ木は不要で、自家採種した種をそのまま播きます。手軽に栽培できてこそ、自然農法のビジネスチャンスが生まれてくるのだと考えています。

 


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